追う兎と追われる兎

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わかりにきぃぃ!!




何も着てなかったら確信もつけど下着だけ着てるぅぅぅ!!







『だ、団長…団長!!』



抱き着かれながらゆさゆさと肩をゆすっても



起きない




『はぁぁぁ!?』


もうやだ!

なにこの状況!




昨日はに団長と阿伏兎さんと外食しにいっただけなのに…!



………ん?


その後の記憶がない




そういえば団長も私もお酒グビグビいっちゃって阿伏兎さんに呆れられてた気がする





じゃあそのあともしかしたら…



『あぁぁぁぁ!』


「黙れ殺しちゃうぞ」



寝起き最悪の低血圧が起きてしまった


そして私の首に手をかける

こいつ目がマジだ、殺される




『ごめんなさいぃぃ』


「わかればいいんだヨ。まだ慧磨を殺したくないからね」



まだって…




−−−コンコン



部屋のドアをノックする音が聞こえる





やばい、このまま開けたら絶対誤解される



『ちょ、ちょっとま』

「なんだい?」



あたしが言い終わる前にドア開けたよコイツぅぅ!?






「あ?なんで団長が慧磨の部屋にいるんだ?」



前回に引き続き変な場面に阿伏兎さんんん!!



「わかんないかなあ」

「わかんねぇな」



阿伏兎さん、助けて下さい
団長の言うこと信じないで下さい





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