宵闇と大空
□02
1ページ/5ページ
「おはよう」
綱吉はいつものように下に降りて家族に挨拶をする
自分の分だけ朝食が無いことを確認した綱吉は少し悲しそうな表情をしたが無表情に戻った
「オレの朝食は無いんだね」
「当たり前だろ、ダメツナが。さっさと理音に謝りやがれ!」
「謝ったらツナのご飯も作ってあげるわ」
「そっか…オレは悪くないよ。…リボーンにはオレが必要無いんだね」
「何言ってんだ。理音だってボンゴレの血縁者だからな。ツナよりも理音の方がふさわしいんだ」
「………そう
じゃ、さよなら」
綱吉はため息をついてから"いつものように"家を出た
リボーン達は朝食を黙々と食べ続けていた
後にコレが後悔の要素になるとは思わずに……