娯楽は読書
◆no title
公爵シルヴェスターの憂い (MIRA文庫)
ジョージェット ヘイヤー
ヘイヤーの物語は、愛の陰影から入ったんだけど、閣下を上回るヒーローは出てこないよねやっぱ!
眉の上げ下げひとつで人を上げ下げできちゃうよね。
閣下の意に添うように、私もそうするわー
てわけで、同じく閣下でもシルヴェスター公爵はちょっと下がります。
ちゅーか、ストーリーが回りくどく感じるのだ。
三分の二が、ヒロインが為さぬ継母から逃げ出す話だからね。
いや、重要なんだけど。
もっとこう、ポップにステップな感じでゴーッてならんもんだか、飽きてきたわー。
でもさすがヘイヤーで、ダルいと思いつつ、気になってしまう続き。
2016/01/23(Sat) 01:58
◆恋になる必要はあるのか
先導者 角川ホラー文庫
KADOKAWA / 角川書店
ホラーというよりは、ファンタジーとして受け取った。
原初の童話。
継母は真っ赤に焼けた鉄の靴で焼け死ぬし、ラプンツェルは婚外子を孕む。
少女が、少女のままではいられないことにぞっとし、しかし大人になるのではなく、別に闘う方法を探していく話、かな。
自分たちを守ってくれていると信じていたモノが、実はただ囲い込むための塔だとしたら……
気づかないふりしてそのままにするかなー。
そしたら楽。
ただ、一気に破滅がくるリクスはある。
見ないフリして、なんの準備もせずに、闘う抜ける気構えもなければ、流され破滅するだけだもんね〜
選択が正しいのかはわからないが、彼女はたしかに掴んだのだ。
陽光に雪がキラキラ光ながら溶けていくような物語だったよ。
2016/01/01(Fri) 00:03
◆アラブ美人に生まれたい(容姿だけ)
長谷川潤 ファーストフォトブック 『 Thankyou Sun 』
きのうは偶然おしゃれイズムを見れて、長谷川潤ちゃんを久々に見れたんだがー……
この人やっぱ可愛いわ!!
なんか光輝いてるよ。
なんでだろうと思って理由を探しながら見ていたんだけど、やっぱり表情だーといきついた。
この人、おしゃれイズムの間ずっと楽しそう。
顔全体で、あははと笑っている。
目が輝いているってこういう感じかなー。
もちろん、目鼻立ちの造形が飛び抜けてキマッてるのもあるんだけど。
眉が濃くて形がいいなーて、目のラインがすごく濃いけど天然かなーて。
すごく好みの顔だってのもあるけど。
それをさっ引いても美人だと思える。
内側から押し出される光が見えるよ、キラキラキラキラ……
2015/06/30(Tue) 01:00
◆明日は
夏越大祓(なごしのおおはらえ)ですなー。
近所の神様でお願いするか、どこか遠征するかー……
赤坂氷川神社が、先着ウン名さまで夏越しごはんというイベントするみたいですよ。
直会で、どっかの飲食店とコラボしたごはんを出すらしい。
罪科穢を祓っていただかないとなー
2015/06/29(Mon) 12:14
◆一途と思い込みの差は大して無い
京都ゆうても端のほう 3 (プリンセスコミックス)
二星 天
あ、久我野さん副課長やったんかー
ほらほら新沼さん!!久我野さんのほうがいいてゼッタイ!!
近所のクチウルサイおばちゃんな気持ちで読み進める3巻は、平安神宮の鵺。冬見・新沼・久我野の出会い過去編(伊根)
嵯峨の愛宕神社でカグツッチーとおさげ天狗。
ちょっぴり深泥ヶ池と清滝トンネルもでてくるよ!
出てくる神様がみんな人間臭くて好きだなー。
悩んでイジケて、ふてぶてしかったり、根暗ヒッキーだったり。
確信に踏み込みつつある三巻。
にいぬマーチの運命はいかに、まて風雲怒濤の四巻を!!
黒い鬼と冬見の関係はなんなのか。
おさげ天狗が黒い鬼を探すのはなにゆえか
はやく続きが読みたいわ……
2015/06/29(Mon) 01:01
◆いまとむかしのいい男の差
京都ゆうても端のほう 2 (プリンセスコミックス)
二星 天
三匹が斬るでいうなら、10代の頃は千石派でしたけど、今は断然殿様ですよねってはなしで。
それと一緒。
若いうちは色男でちょっと影のある冬見さんがよさげに見えるけど、じっさいは堅実な久我野さんの方がカッコイイと思うんですのよ新沼さん。
育てるなら七木くんでもいいが。
二巻は宇治の橋姫・長岡京・鬼の大江山・八瀬童子の八瀬。
かすったのは長岡京ぐらいかなー
まだ行ったことないとこが多いね二巻。
紫道標帖の謎が浮き上がってくる二巻。
冬見の目的はなんなのかなー。
2015/06/28(Sun) 19:39
◆どんな時でもほもは期待
京都ゆうても端のほう 1 (プリンセスコミックス)
二星 天
期待、したのだ……
しかし我が野望が頓挫するのはいつものこと……
長髪片目男子だと思ったんじゃ!!新沼さーんッ
こうなったら久我野→新沼→冬見の一方通行三角関係に七木がどうからむのかを楽しみにしていくしかないっ
さいきんは人と神の関わりをかく作品が増えとりますな。
ちょっと非日常と行き来する。
物語の世界は懐古しつつあるけれど、現実世界はまだまだ遠いようだ。
貴船の神様が男性神だったー
女性のイメージなのだ。
しかし、タカオカミノカミさまって世間的に男性体イメージなんかな。
一巻は、嵯峨嵐山・貴船・伏見・天橋立。
天橋立はまだ行ったことないなー。
ウィラーバスの会社が、天橋立の私鉄買っていろいろ建て直ししとるみたいだし、丹波ワイナリーにも行きたいし。
聖地巡礼にいくかー
2015/06/28(Sun) 18:40
◆つんでれは美味い
新・春香伝 (白泉社レディースコミックス)
CLAMP
あ、春華伝じゃなくて、春香伝でしたね。
悪辣両班に美しい母を奪われた春香。
旅の書生、知龍に助けられ母を取り戻しにゆくが……
昼行灯とみせかけた実力者と、まっすぐでまっすぐで誇り高い克服者。
超・絶・萌!!な設定ですよ。
二十面相にお願いとか学園とかCCさくらとか×××ホリックとか好きな作品はたくさんありますが、もしかしたら春香伝が一番好きかもしれない。
2015/06/28(Sun) 18:23
◆近くて遠いのはやはり近くて遠い
李朝 暗行御史霊遊記
中内 かなみ
アメンオサをはじめて知ったのは、CLANPさんの春華伝ですね。
可愛かったなー
知龍とは、アメンオサものの定番の名前なんですな。
こちらの暗行御史は、悪徳官吏をこらしめるのもしますが、国に仕掛けられた陰陽の乱れをただすのがお仕事。
主人公にもまだまだ謎があるようですし、続きが出るとうれしいなー
2015/06/28(Sun) 18:10
◆己が為めの正しきを違えるな
弱さを知っているから、弱さを受け入れる。
自分をあわれに思ってのかわりに、どこまでも弱さを受容しようとする。
だがそれは他人の弱さだ。
どれだけ受け止めようと、なんら和らぐことはなく、強さへ変化することもない。
ただただ蓄積されてゆく。
弱さへの思いやりは、優しさだろうか。
しかたないね。
わかるわ。
そういうこともあるわよ。
柔らかに頷く瞳はあたたかいか。
そこにある光は、そのままでいればいいと、冷たく嘲る心ではないか。
折り重なるそれは重みを増し、支えているつもりの弱さへの優しさをへし折るだろう。
2015/06/28(Sun) 01:05
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