妖精ブック

□No.2
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「…ここはどこだ」


目が覚めると私は病院見たいな保健室見たいな部屋で寝ていた。
正確にはベッドの上でね。


というか…。


あのあと全速力でなんか光ってる方に走って行ったのはいいけどそのあと何があったのか思い出せない…
何があったんだっけな…。


ベッドに横になりながらぼーっと考える。
…思い出せない。無理!よし、諦めよう!


医者とか看護婦さんとかいると思うしそこらへんの人にここはどこなのか聞いて家に連絡をしよう!
内容はあらかた「道に迷ったごめんなさい」でいいだろ。


「よしっ!」


そうときまったらベッドから上体を起こして腰かけ、下に置いてあった靴を履く。


「ってあれ?服が違う」


靴を履こうとかがんだ時に洋服の裾が目に入った。その時私が来ていたのはいつもの制服ではなく白い入院服を着ていた。
看護婦さんが着せてくれたのかな?制服汚かったし。


まぁいいや。早く家に連絡をとらないと…。
そして迷いましたごめんなさいって言おう
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