頂を目指す二ノ姫Ⅱ
□兄の怒り
5ﾍﾟｰｼﾞ/5ﾍﾟｰｼﾞ
あとがき 第三十二回座談反省会
手塚：ということで、都大会前半戦終了だ
桜：今回のゲストは
観月：聖ルドルフ学院３年の観月はじめです。みなさんどうぞよろしく
乾：不二はどうした？
桜：もうすぐ来ると思うけど……あ、来た！
不二：………
観月：これはこれは不二くん。遅れてくるなんて一体どういう
不二：ねぇ桜。今回は裕太は来ないんだよね
桜：あ、うん
乾：(ムシしたな)
手塚：………
観月……く……
乾：(仕方ないな)で、今回の撮影はどうだったかな？
観月：……そうですね。ボクが負けるのはやはり納得できませんでしたよ
しかもデータの取り間違えなんて
桜：でもそういう脚本だから
観月：ええ。わかっています。ですがこのボクがそんなミスを起こすなんて気に入らないだけです
不二：文句なら監督に言いなよ
でも練習とはいえ裕太にあの技をあんなふうに使わせるなんて
桜：……
観月：より臨場感を出すためには仕方のない措置ですよ
不二：それを考えて工夫して撮影するのがプロだ
そこは臨場感の出し方はたくさんあったはずだけど？
桜：(はっきり監督が悪い、じゃダメかしら)
乾：(今言ってもどうしようもないだろう)
手塚：(ここはもう終わらせるのが得策だな)
桜：と、ということで、次回は『Genius３３ 番狂わせ』です
手塚：都大会前半戦のラストだな
乾：内容的には氷帝学園ＶＳ不動峰だ
観月：なっもう終わりですか！！
仕方ない。ん～次回もしっかり
不二：次回もよろしく！
観月：………っ！
fin.