Dazzlement Heaven
□基本設定
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世界観
この世界は罪と罰、そして力によって成り立っている、広大な海に囲まれた大陸。
生命豊かな世界は『緑の大陸』と呼ばれ、そこに生きる生命たちの楽園であり、牢獄でもあった。
そこに、４つの大国と十数の小国が存在する。
西側に位置するリンドール帝国と、東側に位置する東側連合諸国。
それらは大陸を二分し、長い時間を争い続けてきた。
かつて神によって与えられたとされる機械と魔法。
いつしかそれらは世界を支配し、人々を争いへと導いていった。
機械を操るリンドール帝国に、魔法でそれに対抗する東側連合諸国。
圧倒的な力の差に、軍配が傾けられるのは時間の問題だった。
東側にあるひとつの島国。
三つの島からなるその国は『自由』『平和』『正義』をそれぞれ掲げ、戦争とは遠くはなれた安定した生活と穏やかな時を過ごしていた。
ある時、島は黒い炎に包まれた。
平和な大地を酷く嫉んだ、人間の呪いによって。
島国からは人間が消え、誰も近寄ることはなくなった。
すべては、ひとつの歌声からはじまる。
呪われた地でひとり気ままに過ごしていたエッダの耳に流れ込む、可憐な歌。
それを歌うのは、白銀を纏った少女。
彼女の持つ不思議な力が引き起こす様々な事件に、エッダは否応にも巻き込まれることとなり･････。