Dazzlement Heaven

□基本設定
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用語解説


※順不同

機械
遥か昔、魔法の力と共に人間に与えられた力。
魔法には体力的な対価が必要なのに対し、機械は物質的な対価で済む。
そのため、魔法よりも機械を好む者が多い。
伝統を重んじる東側の諸国では歯車程度の機械しか使われていない。

魔法
魔導とも呼ばれる、生き物の思念を利用した力。
自然の力を借りて発動するものがほとんどで、使用には対価を必要とする。
人間はもともと魔法を使える力などを生まれ持っていないので、自然やそれを司る代物と契約しなければならない。
契約なしで魔法を使える者は魔導士と呼ばる。
回復魔法を使用できるには、契約以上の誓約が必要。
(魔法についての詳しい記述はこちらにあります。)

1000年戦争/第三次大陸戦争
緑の大陸で長年続いている、機械と魔法の戦争。
長く続きすぎたため、人々は何故戦っているのかを忘れてしまっている。
主に人間同士の戦争だが、現在は自国の平和を脅かすとしてウィンディアドルが防衛姿勢をとっている。

リンドール帝国
大陸西側に位置する、大陸最古の機会都市。
約1500年前に一代で築き上げられてから一度も崩れていない。
神帝と呼ばれた初代皇帝から5代皇帝までは、その高い統率力と判断力によって国を安定に導いていた。
しかし5代皇帝は跡継ぎを残さずこの世を去ったため、それ以降の皇帝はその血を受け継いでいない出来損ないばかり。
そのため現皇帝は政治などに関する統率力は皆無に等しく、全ての決定権は執政官が持つただのお飾り的存在に成り下がっている。
現皇帝は、第28代皇帝ヘイリョン。実質全ての決定権を持つ執政官にはユンナが就いている。

東側連合諸国
ウィンディアドルを中心とした、東大陸の国々。
セルゲディ公国、ウィンディアドル王国、ミスティア共和国、チェンバー連邦から成る。
広大な敷地面積と優雅な自然を誇り、それぞれの国に代々受け継がれている家宝を守りながら均衡を保っている。
東側代表のミスティア共和国が呪いに崩れてからはウィンディアドル王国が代表となったが、実質はセルゲディ公国が仕切っている。

セルゲディ公国
東側連合諸国の4ヶ国の一つ。政治を司っている。
リンドール帝国との交渉を主に担っているが、それが上手くいかずミスティアに呪砲を落とすきっかけとなった。
豊かで規律の取れた国だが、国民はどこか国に無関心で白状な者が多い。
王はおらず、国民から選出された優秀な執政官代表が国を仕切る。
また軍部もかなり優秀で、武装守護隊や守護騎士団と呼ばれる少数部隊と、部隊には所属しない魔導騎士団と呼ばれる特務隊がある。
海鮮類が人気で、小麦を水で溶いた生地に好みの海鮮食材を混ぜ込んで焼く“はさみ焼き”という(お好み焼きみたいな)ものが人気。

ウィンディアドル王国
東側連合諸国の代表国で、主に飛翼族が住まう。
白翼種と紅翼種で住む地域が別れ、丘の上方には白翼種が住まうタッドール、根元の方には紅翼種が住まうキャスヘイディという地区がある。(紅翼種が大陸からの敵を防衛し、白翼種が空からの攻撃に魔法で対抗するという完全防衛体制。)
国王のリゲルが国を治め、君主制であるが政治形態は民主的。市民の意見を尊重する国家である。
風のよく吹く小高い丘の上にあり、城や街の一部は大地ごと魔力によって空に浮いている。
また懐の広い国王の意見で城を一般公開し、市民や国外観光者にも城から見える美しい景色を楽しんでもらっている。
特産物は、風車で挽いた小麦を用いて作るパン。小麦は黄金平原で採れたものを使用している。

ミスティア共和国
大陸東側に位置する呪われた国。
3つの島国(レガイア・カルス・イスダルノ)から成る。
用いられた呪いは帝国の擬似呪術であるために浄化が早く進み、生物も戻り始めている。
 レガイア
  大陸から最も近い、ミスティア共和国の島のひとつ。
  呪いが大陸へ侵食していくのを防ぐために結界が貼られており、浄化が上手く進んでいない。
 カルス
  ミスティアの島のひとつ。3つの島のうち、真ん中に位置する。
  被害が最も大きい、呪いの中心地。
  浄化が進んでいるが、連合条約により許可がなければ立ち入ることは出来ない。
 イスダルノ
  ミスティア共和国のひとつで、大陸から最も遠い島。
  呪いの被害も最も小さく、ミスティアの中では浄化の進みが早い。
  戦争を放棄した者が密やかに生活している。



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