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□好きな食べ物は?
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アレルヤ・ハプティズムは台所に立ち今晩の夕食を作っていた。
腰巻きのエプロンを身につけ包丁を片手に調理をするいつもの光景だ。


「何を作っている?魚はやめてくれ。」


声のする方を見るといつも調理中は本を読んでいたりと話し掛けて来ない愛しい愛しい恋人のティエリア・アーデが立っている。
彼の苦手な生物の形のわかる食物を避けてご飯を作るのは日課だ。


「どうしたのティエリア、読書は?」

「たまには手伝ってやってもいい。」


そう言ってアレルヤの趣味で選んだフリルの付いたエプロンを制服のブラウスの上から身につけ隣へと立つ。
そのエプロンといえばプレイ専用のエプロンなのでフリルは多いし短いしで完全に機能的ではない。
しかしプレイ用のエプロンの存在自体知らないティエリアはそれを身につけアレルヤへと歩み寄る。
制服にエプロンだなんて、アレルヤにとってはご馳走としか言い様がない。
生唾を飲み込みティエリアの制服エプロン姿を見つめ立ち尽くした、


「聞いているのか、アレルヤ・ハプティズム」


ボーッとしているアレルヤを不審に思いつつ呼び戻すと、ハッと我に返った彼がティエリアに焦り交じりの笑みを見せる。


「なにをすればいい?」


恋人の心中など知りもしないティエリアに、アレルヤは手元にあったきゅうりを切ってくれと頼んだ。


「了解」


彼女は軽快に返事をして、包丁を片手にきゅうりを切り始めるが、アレルヤはそれを後ろから眺めつつ少し屈めば短いスカートの中が見え隠れして。
一仕切り目で楽しんだあとそっと彼女の背後へと立つ、


「もっと包丁の柄の方を持った方が切りやすいよ。」

「そうか。」


アドバイスをする振りをして彼女の両手を背後から重ね握る。
しかしティエリアは不信感を抱く事もなく彼の言葉を受け入れた。


「こうして、軽く握ってリズムよく…」


耳元で吐息混じりに囁きつつ身体を更に密着させる、


「ん、…こうか?」


ティエリアは擽ったそうにしながらも彼の言うとおりに包丁を動かすがだんだんと腰辺りに違和感を感じる。
確かこの辺りは丁度彼の股間辺り、気付いた時にはもう遅くて。


「ティエリア…」

「なにをする…ッ!」


首筋に顔を埋められ吸い付かれる、


「止せ、やめろ!」


ティエリアは抵抗の声を上げるけれど聞き入れられるわけもなく、彼の右手はエプロンの隙間から手を這わせ器用にブラウスのボタンを外していく、同じく左手は太股を這い上がりスカートの中へと侵入した。


「ぁ…、…いやだ、と…言って、いる…」


口で小さな抵抗をするも声は嬌声が混じりアレルヤを煽るばかりだった。
ブラウスは肌蹴られブラジャーをずらされると乳房を乱暴に揉まれる。


「ぃ、たい…アレルヤ、…ん、ひゃ…!」


胸に気を取られていると下着の上から蜜口を撫でられ声を上げる、そこはもうトロトロに濡れていてアレルヤの指を汚しクチュッと音をたてる程だった。


「いやらしい…」

「き、みが……ッ!」

「僕が?」

「そういうコト、するから…だ…ぁんん…」

「そういうコトって?」


その間も指の動きは止まらず台所にはクチュクチュとティエリアの下肢から漏れる水音ばかりが響いた。


「だ、から……手を止めろ、と!ひぁッ!」


下着の脇から指を入れられ膣口へと割り込まれる。


「こんなに濡らしているのに?」


指を動かし彼女の感じる部分を執拗に攻め上げる。
その間にブラウスを上手いこと脱がせブラジャーを外すと上半身を裸エプロンの状態にした。


「ゃめっ…刃物が、危な…っばか…!」


そう言いながら顔を赤く染めスカートの中で蜜口を行き来する彼の手を両手で止めようとする。
しかしティエリアの抵抗など諸共せず縦横無尽に這い回る指、


「んぁいい加減に、しろッ…こんなところで…もう…」


治まる気配のないアレルヤの指に息も絶え絶えに抵抗の声をあげるか、その声に煽られて更に激しく動かされる。
下着もだんだんとおろされていきストンと足首に落ちてきた。
ティエリアの内股には彼女自身の蜜が幾筋も伝い、部屋には蜜の量に比例した水音がぐちゅぐちゅと響いていた。


「いつもより濡れてる、キッチンで犯されると興奮する?」

「ば…ちがう、も…挿、れ…」

「さっきまで嫌がっていたのにね、かわいい…」


そんな台詞を囁き、ティエリアをシンクにうつ伏せにさせスカートを捲り上げる、自分はズボンを寛げ自身の先端を蜜口に密着させた。


「沢山食べてね。」

「ひゃぁ、ばかぁあぁあアァァーッ!」


腰をグッと一気に密着させる、


「はぁ…いいよ、ティエリアの中…」

「は、やく動け、ばか…ぁ…は…」


苦しそうに、しかし早く快感が欲しくてお強請りしてしまう。
そんなティエリアにアレルヤは、


「ちょっと待ってよ、折角キッチンでエプロンまで着けているんだからもっとこのシチュエーションを楽しもうよ。」

「……ッの…ヘンタイ…!んぁあァ!」


悪態を吐くと背後から乳房を強く掴まれる、


「なにか言った?」

「……な、でもな…」

「そう?ならさっきの続きしようか、ティエリア。」

「なにを…?」

「包丁持って、残りのきゅうり切ってね。」

「なにを言って!」

「これを切らなかったらこのきゅうりはティエリアの下の口から食べてもらうけど、それでもいい?」

「いいわけない!!」


ティエリアは無言で包丁を握る、そんな彼女の頭をよしよしと撫でた。


「…ふ……ぁんん…ひぅ…く…」

「ほらさっき教えた事出来てないよ、君は何でも出来る子だよね?」


そんな事を言いながら緩く腰を動かす、正直もう限界だ。


「…も、ムリ…あぁッ!……っぃた!」


弱音を吐くティエリアを急に突き上げた途端、喘ぎと共に悲痛な声がした。
まさかと思い彼女の手元を見ると案の定左手の人差し指から見る見る紅い血が滲んできた。


「ティエリア!!」


アレルヤが患部を見て焦りだし手当てをしようと身体を離そうとした、しかし、


「いやだ、抜くな!…いいからも、早く動け…ばか…ぁ…」


彼女は痛みより快感が上回っているのか結合を解く事は許さないと言う。
ティエリアの望みだ、今は早く望みを叶えてから手当てをするのが一番の近道だろう、アレルヤはそう判断して包丁を遠くに置くと腰を強く振り始めた。


「ひゃあぁぁあァアァーッ!」


急な動きにシンクに這いつくばい大声で乱れる、血の滲む左手にはきつくきゅうりを握り締めている。それがまたなんとも性欲をそそり切り傷も興奮の材料となっていた。


「ごめんティエリア、気持ちいい…?」

「ん、イイ…は、アレ、ここも…頼む…」


腰を振るアレルヤの腕を掴み結合部の上部に持っていく、どうやら陰核に触れて欲しいらしい。
彼は理解するなり右手で其処を摘んだり擦ったりしながら左手は乳房を乱暴に揉みしだきながら突起も指の腹で弄ぶ。


「ふ…あ、もイク…イッちゃ……っ!」

「いいよ、イキな…」

「やっ…いっ…あ、ああぁぁあぅ!」

「くッ」


ティエリアは全身を痙攣させ爪先立ちのように伸びると大きく喘ぎ散らし達した。
その瞬間恐ろしい程の締め付けに襲われるが何とか抜き出すとシンクに凭れ腰を突き出している彼女の臀部へと降り掛けた。
身体をヒクつかせているティエリアの人差し指は少量であったが血が滴っていた。



◇◇◇



「本当に異常だな、君は。」


ティエリアは当然のようにご立腹、変態なプレイをさせられたのだから当然だ。
幸い指の傷は浅く直ぐに血は止まり、今は絆創膏を貼って手当ては終えたものの彼女の怒りは納まる筈もない。


「当分無しだ。」

「え、そんなぁ!…元はと言えば君がエプロンなんか着けて誘ってくるから悪いんだよ。」

「なるほど…君は自分の異常な性行動を私の所為にするわけか。」

「そんな事、言ってない…けど…」

「言っているだろう!なにが裸エプロンだ…変態の考える事はわからない。」

「違うじゃないか、スカートは脱がせてないよ!裸エプロンより燃えるだろう?」

「私の言っている事がわからないようだな、よし今すぐ死ね。」


ティエリアの蹴りがアレルヤの腹部にクリーンヒットしたのだった。





END

2008/05/05
++++++
変態アレルヤきめぇ。
萌えたら大人しくアレ♀ティエ厨^^

 

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