G00V
□マリオネット
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「は、ぁ…ロックオン、ぁぅ…!」
暗い部屋に響く淫らな喘ぎ声に、興奮した自身を彼の後孔へと突き入れた。
マリオネット
「いぁロックオン、イッも…ぁ、ぅあぁぁァァ───っ!!」
刹那、限界を迎えたティエリアは自らの腹部へと精液を撒き散らし意識を手放した。
気絶した彼の目には視界を遮断する布が巻かれている、それをそっと外してやると布は涙が染みいって僅かに重みを感じた。
それをベッドサイドへと置くと、自らも彼の内部へと放ってしまった精液の処理を始めたのだった。
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「ティエリア」
翌日、プトレマイオス内で見掛けた菫色の髪へと声を掛けた。
「何か用か、アレルヤ・ハプティズム」
「……何も…」
「そうか、ならば失礼する」
彼は素っ気ない態度で去ってゆく、アレルヤはそんなティエリアの後ろ姿を見送りながら呟いた。
「ロックオン…、僕はもう…」
亡くなった人だと知りながら、僕はロックオンが憎くて堪らなかった。
end
20090116
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