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□Lesson5
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「やめろ、アレルヤ…もうやめてくれ…」


ティエリアは涙声を滲ませ訴えた。


「君がどうしてもって言うからシてあげているのに…」


アレルヤはティエリアの股ぐらに埋めていた顔を上げてそう言い放つ。
彼の言っていることは事実で、数時間前、身体の疼きに耐えられずアレルヤに抱いて欲しいと訴えた。
もう何度目になるだろうか、ティエリアはアレルヤに抱かれたあの日から行為を忘れることができずに疼く身体を差し出しては彼に慰められていた。
毎度の事ながら散々辱しめられイカされても尚、彼はその手を止めてくれず、今も彼の愛撫を受け続けて身体は悲鳴をあげている状態にある。
ベッドに組み敷かれ、ティエリアは彼を見上げ涙に濡れた瞳で赦しを乞う。
このままこの行為が続いたらおかしくなってしまうような気がしたからだ。
先ほどから意識を飛ばす度にアレルヤによって覚醒させられ、また行為を続けられている状態。


「口では嫌だと言っていても、君の此処からはエッチな汁が溢れ続けているよ」


クスクスと笑いながら再び勃ち上がり、だらしなく精を垂れ流している性器の裏筋を人差し指で根本から先端へ向かってツーっと辿って見せる。


「ふぁあ、…や、アレルヤ…」

「ほら、また出てきた。此処にどれくらい溜めていたの?」


そう問いながら、精液のタンクとも云うべき陰嚢を優しく掌で揉んでくる。


「う、ぁあ…!やめ、ろ…!」


堪らず喘いで、更に彼の加虐心を煽ってしまう結果となり、悔しさに唇を噛み締めるティエリア。


「さっきからやめろばかり、本当はやめて欲しくない癖に…素直になりなよ。本当はもっと此処を唾液でぐちゃぐちゃにされて、お尻の中も擦って欲しいんだろう?」

「そ、そんなわけない…!」

「素直じゃないね…、まあ君らしいけど。でもね…」


拒否されるともっと泣かせたくなるんだよ、そう耳元で囁かれたかと思えば、アレルヤの指が輪を作ってティエリアの性器の根本に絡み付いた。


「う、ぐ…!いた…!やめろ!!」

「やめない。君が素直になるまで…」


ティエリアの申し出はあっさり却下され、戒めた指に力が込められる。


「いたいアレルヤ…!い、や…」

「此処を塞き止めたまま口でシてあげるね」


アレルヤは優しく微笑み奉仕を申し出たけれど、それはティエリアにとって拷問に等しい行為でしかない。


「やめ、やめろ!するな、しなくてい…ぁあぁぁっ!」


悲痛な叫びと共に、性器はアレルヤの口内へと吸い込まれていった。
ぐちゅぐちゅと水音が部屋に響き、けれどティエリアはそんなことに構っていられるような余裕は持ち合わせていなかった。


「や、だぁ…やめろ…、いた…いたい、からぁ…」


幼子のようにわんわん泣きながら、戒められた性器に手を伸ばしてアレルヤの手を取ろうと必死に引っ掻いた。
その間も、アレルヤの舌は熱い肉棒に絡み付き、先端に舌を割り込ませたり、雁首に舌を引っ掛けては強烈な刺激を与え続ける。


「ぅ、やだぁ…いたいからぁ…」


ボロボロと紅い瞳から滴が溢れ落ちてシーツに染みを作ってゆく。
アレルヤは己のテクを存分に駆使しながら、泣き喚くティエリアと彼のそこから溢れ出る性を堪能していた。


「ほら、此処がパンパンだよ?」


精液を溜め込んだ陰嚢を指でつつき、戒めによって出口を無くし熱く熟した果実を再び掌で揉み込む。


「ひぁあ…!や、め…やめてくれ!破れちゃ…!」

「そうだね、このまま塞き止められていたら破れちゃうかもね?」


アレルヤは熱に浮かされ身体を震えさせながら、泣いているティエリアにそう囁く。
陰嚢は赤く腫れ上がり、中の精液は沸騰しているのではと疑うほどに熱くなっていた。
出口を求めて暴れる中の精液に、彼自身脳が沸点を越えてしまったかのような感覚さえ覚える。


「離してく、…うぁあああ…ッ!!」


意識が朦朧とする中、訴えたそれは言い終わる前に喘ぎ声へと変わってしまった。
あろうことか、アレルヤが熱く熟れた陰嚢ごと口に含んだからだ。



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