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□【不安定な君に】(照翔)
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静寂な空間が辺りに漂う。
左と二人で居る時にこんな雰囲気になるのは初めてかもしれない。
珈琲を飲みきった俺はサイドテーブルにマグカップを置く。
ふと、左を見れば空になったマグカップを持っていた。
「おかわりがいるなら作るが…」
ソッと左のマグカップに触れ、立ち上がろうとしたが、
「いい」
服を掴まれ、制止を掛けられたことで止める。
座り直した俺に左は掴んでいた服から手を離し、俺に凭れ込んでくる。
俺は左の好きな様にさせ、自らも左の肩に腕を回した−
傍に居ることで君の力になれるなら−
end
−−−
照井の口調が難しい…
2011.09.05