おお振り
□買い物(ショッピング)
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時は少しさかのぼり、田島がシガポに注意されていた頃。
浜田と泉は、校門を出たところだった。
周りには、辛い学校が終わり、少し嬉しそうに見える生徒達が帰宅を急いでいた。
「おい、浜田。お前、何買いに行くんだよ」
目的地の分からない泉は、前を進む浜田に尋ねる。
すると、浜田はおもむろに振り返って答えた。
「ん?あぁ。明日、友達の誕生日なんだよ。で、何買うか悩んでたから、お前に聞いて決めようかなーと」
あははと笑いながら答える浜田。
「…つまり、何買うかは決まってねーのかよ」
「まぁ…そういう事になるかな」
そう言う浜田に、これは時間がかかりそうだなと思った泉。
大きくため息をついた。
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激短っ!
昔の自分は、章の構成っていう高等な概念を持ち合わせていなかったようです←
今回は、取り敢えず、ほんのり浜田君の目的を明かすって意味がある…と思われます←←