鬼灯の冷徹SS
□白澤受けSS
1ﾍﾟｰｼﾞ/13ﾍﾟｰｼﾞ
酒は飲んでも飲まれるな
白「げ…っ！」
鬼「げとはなんですか、失礼な白豚ですね」
白「明らかにお前のほうが失礼だろ！
てか、なんでこんなところにいるんだよ！」
鬼「それはこちらの台詞です
腐海へお帰り」
白「このジブラー！」
鬼「殺殺処堕ちろ」
白「あー、もう
飲む気分じゃないし、帰る！」
鬼「…逃げるんですね」
白「は？」
鬼「私に勝てないから尻尾を巻いて逃げるのでしょう、白豚さん？
不戦勝で私の勝ちですね」
白「…違うし」
鬼「おや、帰るのではなかったのですか
出口はあちらですよ？」
白「…分かってるよ
あっちいけ」
鬼「先にここで飲んでいたのは私ですけど」
白「ここ僕の特等席なんだけど」
鬼「どっか行け」
白「お前がな」
鬼「…では、飲みくらべで決着でもつけましょうか？
このままでは埒があきませんからね」
白「…僕に勝てるとでも？」
白「…ぅ…」
鬼「弱いなら飲まなければいいものを
貴方って人は」
白「う…、吐く…」
鬼「吐くなら飲むな」
白「飲むなら乗るなみたいに言うなぅ…おえっ」
鬼「吐くな」
白「んんっ！？」
鬼「どうしましょう、この白豚」
白「…ん、頭痛い
ってかあれ…ここど
こぁあああああ！？」
鬼「…煩い」
白「あ、ごめん…」
鬼「…」
白「…じゃねぇよ！
なんでこんな、え
ここお前の部屋だよな！」
鬼「…ちっ、煩いですね
なんですかもう」
白「なんですか、じゃない！
あぁ僕、お前の服着てるしなんで！？」
鬼「貴方が酔って帰れないからここに連れてきた
貴方が吐いたから着替えさせた」
白「…え、あ…」
鬼「久々のオフなんで私は寝ます
お好きにどうぞ」
白「あ、じゃあ帰るわ
おやすみ」
鬼「はい」
白「…いやいや、僕の服何処？
お前の服着たままじゃ帰れないんだけど」
鬼「まだ乾いてないでしょう
乾くまで居たらどうですか」
白「えー…あー…
でもそれってなんか、あのさ…」
鬼「煩いですね、貴方も寝ろ」
白「うぐ！？」
強制睡眠（＾ω＾）