銀色と蒼紅
□出会いっていつもいきなり
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場所は変わって依頼人の家〜
「来ませんねぇ。もう夜ですよ」
「銀ちゃん眠いアル」
「お前はもう寝てろ。新八も少し休んでろ」
依頼人の家の周りを張り込んで何時間もたって夜になってしまった。
しかし、泥棒は全然姿を現さない
もう今日は来ないんじゃないかと思っていた時・・・
サァ―――――ッ
人の気配を瞬時に理解した銀時が草に飛び込んだ。
そこには迷彩柄の忍装束を着た青年だった。
数十分前〜
森の奥にある小さな寺には8人の影があった。
「―――ッWhat!此処何処だ?」
「あっ!竜の旦那気がついた?」
「なんで猿が此処にいるんだ」
「政宗様!!気がつかれましたか!!」
「Hey小十郎ここは何処だ?」
政宗はあたりを見渡すとそこにはまだ4人武将たちが倒れていた。
「!!真田幸村に元親!毛利に風来坊まで」
「おまけに風魔までいるよ」
「伝説の忍びか?」
橙色の髪に迷彩柄の忍装束を纏っている青年・・・もとい猿飛佐助は天井を指しながらあはー、とのんきに笑っていた。
「そろそろ旦那達を起こさないとね」