book3

□幸せな笑みを
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※和沙から頂きました☆


*幸せな笑みを




「おめでとう」

あいつは多くの人に祝福されている。

この特別な日。
あいつの誕生日に、俺以外の人と並んで。


あいつと俺が初めて出会った日
運命だと思った。
あまりに自然に隣にいて
何処へ行くにも一緒だった。
だから、隣にいることが当たり前だと思ってた。

しかし、家の都合で離ればなれ。
次に出会った時には敵味方になっていた。
互いに殺そうともした。
それでも、和解できた。
でも、その時にはおまえの隣には俺じゃなく俺の元婚約者がいた。
それでも、おまえへの気持ちは募っていった。

昔には戻れない。
それでも、君を好きになってしまった。


祝福されてるおまえの手を掴んで奪っていくことも出来ないでいる俺は意気地がないな

諦めきれずにまだ『おめでとう』も言えていない。
それがあいつの顔を曇らせてるのもわかっているのに………


「……ラン…アスラン!!」
急に声をかけられそちらを見たら、あいつの双子の姉であるカガリがいた。
「あっ悪い。何かようか??」
何もなかったように問えばあいつそっくりの顔が険しくなった。
「お前、まだキラに何も言ってないだろ」

ストレートに物を言うカガリに返す言葉が見つからない。
「私はあいつが、キラが笑っていられるなら隣にたつのは誰でもいいんだ」
俺が黙っていたらカガリが先に話始めた。
「例え男でも女でもキラが幸せに笑っていてくれればいい」
「お前、まだキラに何も言ってないだろ??」
「今日が最後のチャンスだ。言いたいこと言ってこい」

カガリは言いたいことだけ言って参列者の中に入っていった。

俺はやっぱりキラを諦めれない。
それでも、あいつが笑顔で居てくれるならどんな形であれ隣にいたい。
それがどんなに辛くても。
好きになったことを後悔はしない。

そう決意して祝福されてる輪の中心に歩み寄った。

「キラ!!」
俺が呼べば直ぐにこっちをみたキラに一言

「     」

この一言であいつは幸せそうな笑みになった。


End




すみません<(_ _)>もう文の書き方分かりません(/_;)
ぐだぐだ&キラ出てこない。
いつかリベンジで<(_ _)>
因みに聴いてた歌は東方神起の『どうして君を好きになってしまったんだろう』になります。
こんなんで良ければもらって下され。








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