7thB.V

□Perfume
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「ねぇ、フレディのことどう思う?」


「ふー…う?」


質問の意味が分からない影の私は、こてんと首を傾げた。





*Perfume





赤い目がくりんと不思議そうにこっちを見ていた。
生まれてからずっと暗いあの修道院にいた所為で、言葉を知らなかった。少しずつ言葉を覚えているけれど、長め舌をうまく使うことが出来ないみたいで、舌っ足らずになってしまう。
その所為で、同じ顔をしているのにどこか幼く見える。


「れなぁ?」

「なぁに?」


赤い目に、自分の顔が写り込んだ。
ルビーのようにきれいな瞳。純粋で疑うことを知らない影。
そんな影に私はどう写っているのだろう。
白くて柔らかい頬をつんと突っついてみたら、きゃあと擽ったそうに笑った。


「ふふ。かわいい」

「むぅ……れな!!」

「きゃっ!?」


擽ったさに我慢できなかったみたいで、影が覆い被さってきた。ソファに押し倒されたみたいになって、影が上から見下ろしてくる。ぷくりと膨れた頬を見て、くすくすと笑った。


「れなぁ?」


いつでもまっすぐに、自分の思った通りに行動する。影は、私と同じはずなのにやっぱり違う気がする。


「あなたを見習おうかな」

「なぁにぃ?」

「好き…好きよ」

「すぅ…?」

「そう、大好き!!」


ぎゅうと影を抱きしめる。きゃあと嬉しそうに、蜂蜜色の髪が抱きついてきた。
ふんわりと甘いにおい。

影のにおいは野いちごみたいで、真っ赤でかわいい感じ。
央魔になってから、においに敏感になった。ひとりひとり違うにおいに驚いた。


「優しくて、あったかいにおい」


年下なのに大人っぽくて、しっかりしていて、あの灰色の目はいつも優しく私を見てくれる。


「だーいすき!!」

「きゃあ!!」


あの灰色の目が驚いてくれることを想像したら、とてもわくわくした。


「すき、れなぁ!!」

「もちろん、私も大好きよ」


きゃっきゃと喜ぶ影は、とっても可愛い。ぺろんと出した舌が、私の顔を舐めた。擽ったくて笑うと、影はぎゅうとくっついてくる。
体温は低いはずなのに、ほんわりとあたたかい。
この想いが届くかどうかは分からないけれど、届けよう。





「だけど、やっぱり届くといいな」

「れなぁ?」

「なんでもない!!」











end



やっぱり、レナレナがにゃんにゃんじゃれてるのを書くのは楽しい!!
ひたすらじゃれているのが書きたかっただけです←←
一応、フレレナ?

ちなみに、これを実はアーウィンとフレディが覗いてたらいいと思うwww
そして、あまりの可愛さに悶絶すればいいwwwwwww










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