7thB.V
□もうひとりのわたし
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*もうひとりのわたし
ぺたぺたと歩いていたら、れなにおこられた。
「ダメじゃない。ちゃんと歩かないと」
「うー」
立つのはむずかしい。ふらふらするし、ゆかがとおくてこわい。
「れなぁ」
「うん。えらいえらい」
でも、れながあたまをなでてくれたから、ほわほわした気もちになった。ぺろんとれなのほっぺたをなめたら、れながわらった。また、ほわほわした気もちになった。
「いいこ?」
「うん。いい子、いい子」
「れなぁ!!」
れなにとびついたら、くるんとひっくり返った。ごんってすごいおと。れなのめが大きくなった。
「い…たい、れなぁ?」
したをのばして、れなのあたまをなめた。あかいあじはしない。あかいのがでたら、すごくいたい。
「大丈夫だよ。ありがとう」
ぎゅってれながしてくれて、れなのにおいがいっぱいになった。ほわほわしていいにおい。
「ねえちゃん、今すごい音したけど!?」
「フレディ。うん、平気よ」
「そう。良かった」
ぎんいろがきた。ぎんいろはきらい。れなをとるからきらい。
「れなぁ!!」
れなをぎゅってする。ぎんいろにとられるのはいや。
「もう、あなたって本当に甘えん坊さんね」
「ねえちゃん……甘やかしすぎだよ」
「そうかなぁ?」
「自覚ないんだ」
またぎんいろとしゃべってる。つまらない。れなのめにぎんいろがいる。いや、だいきらい。
「れなぁ!!」
れなのくちをふさい。大きくなったれなのめがとてもちかい。れなのめにあかいわたしがいる。
ほわほわして、あまくてだいすきなれな。
「ね…ねえちゃん?」
「う゛あぁー!!」
ぎんいろがれなにてをのばした。うーっていかくしたら、れなのてがわたしのくちをふさいだ。なんでって、れなを見た。れなはちょっと、かなしそうだった。
「だめ。だめでしょ」
「あうぅ…」
しゅんとしてたら、ぎんいろがわらってた。なんでわらう?
「本当に、ねえちゃんたち仲良いね。姉妹みたい」
「ほんとう? 私、妹が欲しかったの」
ぎゅうってれながしてくれた。
だいすきなれな。
れながにこにこしてるのがすき。
くらくて、つめたくて、あかいところからたすけてくれた。
ずっと、ずっと、れなのそばにいたいな。
「れなぁ」
「なあに?」
わたしのよぶこえに、ずっとこたえてね。
End
影レナ目線。
ひらがなばっかで読みづらくてすみませんorz
これは影レナレナですね!!
きっと、影レナにとってはレナとその他しかいないと思います。
よって、名前は覚えていない?
そのうちレナが覚えさせるのかもしれませんがね……
レナレナにゃんにゃんに飢えています。誰か、レナレナ書いて下さい><
つか、誰か一緒に語りましょー