企画夢

□甘く、淫らに酔いしれて…。
2ページ/3ページ


「あぁ…あっ…ちょたぁ…いいっ…ん…はぁ…あぁ…」

秘部の真ん中に位置する突起を舐められて、甘い声を漏らす。
上へ下へと転がす様に舐められて、欲望のままに反応を示す。
わざと厭らしい水音を立てて、快楽を煽る。
何度いったのか全く解らない。
絶頂を迎える度に、秘部に走る痺でさえも、今は欠くことができない。
何回も絶頂に達しているから、快楽に敏感になっているのだろう。
しかし、それさえも気持ちがよくて仕方ない。
絶頂までの距離は、明らかに短くなっている。

「あっ…ダメっ!…あ…ん…イっちゃう…」

登り詰めていく快楽。
しかし――。
それは途中で途切れた。
登り詰めていた快楽が、急降下していく。
秘部から顔をあげて、長太郎は桜に顔を近付けた。

「桜のここ…甘くて美味しい…でも…」

言葉を濁す長太郎と、桜は視線を交えた。
長太郎の言葉が気になったのだ。
しかし、長太郎はすぐに自身を当てがうと、言葉を続ける前に、桜の中に思いきりつき立てた。
思考は、すべて快楽に奪われている。
まともな思考なんて出来る訳がない。
ただ、与えられた快楽に従順になるのみ。
快楽が、体の真ん中をつき抜けて、背中から寒気として放たれた。

「我慢できなくなるんだよね…」

そう言いながら腰を大きく動かしていく。
一度引いた快楽が、絶頂と締め付けを伴って戻ってきた。

「あぁぁ!あっ…ちょたぁぁ…」

甘えた様な声を出す桜に、長太郎は愛しさで胸を一杯にした。
思わずいじめたくなるのも、愛しすぎる程の愛情があるから。
何時もより淫らに抱きたいのも、桜が自分だけに心も体も許しているのを証付けたかったからだ。
そして、それは見事に成功した。
快楽に溺れる桜を沈められるのは、自分しかいない…。そう確信した。

「くっ!桜…っ…」

「ダメェェェ!イクぅぅぅ!」

桜の締め付けに耐えられなくなった長太郎は、桜の中に欲望をはきだした。
同時に、桜も快楽を解放し、絶頂を迎えた。
次第に、意識が遠のいて行くのが解った。
絶頂を迎えすぎたのだろうか…?
瞳を開けているのが精一杯。
焦点の合わない瞳で、長太郎を見ていたら、長太郎が耳元で囁いた。

「愛してるよ…」

その言葉を聞いて、柔らかく微笑む。
そしてその直後、桜は満足したのか意識を手放した―…



次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ