企画夢

□吹っ飛ばせ
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* * *


気を失って眠っている桜を抱きながら、ベッドに寝転がる。

「無理させすぎちまったなぁ」

酒に酔っていたとは言え、彼女に当たるなんて最低だよな…。
謝りも兼ねて、寝ている桜の額にキスをした。
もう、こんなことはしない。
彼女に当たるなんて最低なことは、もうしないから。

「もう少しだけ…待ってくれよな」

後少し。
もう少しだけだから。
近い未来に、必ず。

だから、もう少しだけ待っててくれよな─…





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