PLAYBOY×PLAYGIRL

□Data02-case by-yushi.O-
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聞いている様で聞いていない様な、下らない授業の合間に、携帯が振動した。

「次は忍足から指名…か…」





Data02
case by-yushi.O-






「なんで図書室なの?」

呼び出して来た雅の、第一声がそれやった。
図書室にした理由は特にはあらへんけど、ただ何と無く図書室でヤりたい気分だっただけ。ただそれだけや。
この時間帯なら、皆授業に出とるから誰もおらへん。そやけど、いつ人が来るかわからへんっちゅー場所でもある。
安心とスリル。両方味わえる部屋なんや。

あ、ちゃんとした理由あったやないか…。

そやけど、雅は俺の答えを聞く前に、自己解決してもうた。
そして、今までの女とはちゃう。そう…思わせられたんや。

「まぁいいや。早くシよ?」


ドキッ‥とした。


(な、なんやこいつ…)


ホンマ…何や…?

初めての相手に、そないな表情を向けられるやなんて…。


妖艶な笑みで、早くと誘う雅に、心臓が跳ねた。
興奮しとるのか、違う感情かはわからへん。
そやけど、確実に鼓動が高鳴った。めっちゃ不覚や…。


雅を見詰めたまま動かへん俺に、雅は首を傾げながら歩み寄って来た。

「忍足…?どうしたの?早くしようよ」

「あ、あぁ…そやな…」

雅が俺の首に腕を回してきはって、はっ‥と我に戻った。
甘えてくる様な雅に、思わず固唾を飲んだ。

これから、こいつを抱くんや…。

そう思ったら、体の芯から震えて来た。武者震いっちゅーやつ?
興奮しとるのが、自分でもはっきりと解った。

女に、興奮するやなんて何年ぶりなんやろう…。

今まで、そないに艶やかな女に出会うた事やなんてなかった。
皆おんなじ様な奴ばっかりで、女を抱いている気ぃなんて、全くしなかった。そやから勿論、興奮するやなんて事もなかった。
そやから、久しぶりに"女を抱くんや"と実感が持てた。懐かしい感覚に、なんやおかしな感じや。

「忍足って…かなり遊んでるらしいじゃん」

「女が寄ってくるだけや」

言い寄られて、仕方なく遊ぶっちゅーパターンしかあらへん。
俺から誘った事やなんて、あまり記憶にはないわ。
どっちみち、女に不自由してへん事に代わりはないねんけど。

雅に返事をし、雅の白い首に顔を埋めた。別に、俺の所有物やあらへんから、跡はつけへん。決まりやしな。
雅がとれほど甘いか味見するかの様に、念入りに舌で舐めてく。
遊んでる割には、かなり甘い雅に、口角が上がってもうた。
にやりと笑い、次第に舌を下へと移動させ、胸の谷間を流れる様に舐める。
すると雅は、クスッ‥と笑い声を漏らした。

「くすぐったくて…気持ちいぃ」

「そなら、これはどうや?」

口角を上げながら、ワイシャツのボタンとリボンを解いて胸をあらわにする。
ブラを捲くり上げ、ぷっくらと膨らんだ胸に、舌を這わせる。
口に含んでみたり、舌で弾いてみたりと、刺激を与えていく。

「あっ…ん…」

艶やかな声を、もっと聞きたい。
そう思い、片方の手で舌で弄ってへん方の胸を揉んでいく。

「ヤリまくってるから、胸デカいんやな」

「快楽以外なんていらないもん。ねぇ、それよりこっちも弄ってよ」

大胆な雅に、更に興奮しとるのが解った。
自らスカートを捲り、艶やかな表情で誘われる。
こないに、大胆な女やなんておらんかった。俺が抱いた女にやって居らんかったで…。


ホンマに…


こいつヤバイで…。


めちゃくちゃに、壊しとうなってきたわ。泣き叫んだら、どれだけ淫乱になるんやろか…?


「ええの連れてきはったな…」

「ねぇ、早くぅー」

今までの女とちゃう。
恋愛なんて、頭の端ですら考えてらんのやな。
本当に、快楽にしか興味のない、俺等にぴったりの女や。

「あっ…」

乱れる雅が見たい。そう、本能的に思い、雅を机に押し倒す。
どれほど淫乱なんか、見てやろうやないか。

「もう濡れとるんか?まだ、胸弄っただけやないか」

雅の足を思い切り開くと、局部は既に布ごしでも解るくらいに濡れておった。
足を開いても、全く表情に恥じらいがない。寧ろ、待っておったかのように、嬉しそうな表情を浮かべとる。
胸触っただけでこないに濡れるやなんて、どんなけ淫乱やねん。
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