-庭球-under story@

□あなたの傍にいる時間、果てしなく
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桜の腔内に、ゆっくりと指を二本侵入させていく。
指を二本侵入させ、くの字に曲げ、二本の指を不規則に動かしていく。
桜の腔内を荒らしている間も、胸への愛撫は止めない。すでに感じてしまっている胸の突起は両方とも立ち上がってしまっていた。
何時の間にか、Τシャツを捲り上げられ、ブラのホックが外されて胸が顕になっていた。
両方への刺激を同時に受け、桜は気が狂いそうな位に、感じている。
腔内を絶え間なく犯し続けている指が、蜜を掻き出す。とろとろの流れる汁の所為で、桜のパンツは湿り気を含んでいた。

「ぁん…あっ…やっ…あ…もっと…激しく…して…」

「桜はエロいなぁー」

「だっ…だって…ぁん…」

「だって何?ちゃんと言わないと早くしてあげないよ?」

「周ちゃんの…あっ…指が気持ち…いい…からぁん…もっと…周…ちゃんぁっ…感じたい…ん…から」

「よく出来ました…。桜可愛いから早くしてあげる」

約束どおり、周助は指の動きを早めた。
最奥まで指を届かせるように、勢い良く指を動かす。
すると桜の背中にゾクリと寒気が駆け抜けた。
奥まで指を侵入させていくと、桜は甲高い声を発した。

「あぁん…ッ…あっ…ゃぁん…あっ…周…助ぇ…」

桜は絶頂の波が段々と、限界に達しようとしていた。
周助の二本の指を締め付けて離さない。しかし、それでも桜の感じる場所を擦り続けていく。
ビクンと桜の体が大きく反応を示した。
もう限界が近い。桜は一番甲高い喘ぎ声を上げた。

「あっ…あ…周…ちゃ…だめっ…あっ…イク…イっちゃ…あぁん…あっ…あ」

「イっていいよ」

周助の言葉を合図にしたかの様に、桜は達してしまった。
周助の足の上で快楽の余韻に浸るが、何か物足りない様な気がしてならない。
しかしそれを捜し当てられる程、桜の思考ははっきりとしていなかった。達してしまった所為で、上手く考えられないのだ。

「桜、こっち向いて座って?いいものあげる」

「周ちゃん…」

周助の指示どおりに、周助の方を向いて座ろうと向き直る。
桜の好きな笑顔を浮かべているのを見て、心なしか少し恥ずかしくなってきてしまった。
周助が言ういいものが何となく解ってきた。

「ズボン脱いで?じゃなきゃあげられないよ?」

言われるままにズボンと下着を脱いで、再び周助の足にまたがった。
恥ずかしい。しかしこうしないと、周助の言ういいものが得られない。

「こう?」

「よく出来ました。早速…」

「えっ…」

「いいものあげる」

「あんっ!!あっ…」

勃起している自身を素早く取出し、勢い良く桜の腔内へと挿入。
あまりの快楽に、思わず声をあけずには居られない桜。
周助に腰を動かされているが、次第に自分から快楽を求めて動かす様になっていく。
周助に抱き付き、腰を動かす。

「あっ…やっ…あん…あ…んぁ…」

「桜…」

丁度、目の前にある桜の胸の突起にしゃぶりついた。転がす様に優しく舐めあげる。
桜には溜まらなく気持ちいいだろう…
感じる場所を二ヶ所も攻められては、感じずにはいられないもの。
桜の絶頂のスピードを早めていくだけ。

「あぁん…りょ…ほぅは…だめ…周ちゃん…あん…」

「イっちゃいそう?」

周助の言葉に何回も何回も頷く。
半端ない気持ち良さに、一気に快楽の波が押し寄せて来た。
桜はぎゅっ…と周助の服を握り締めて、無言で限界を訴える。


「桜…僕もイきそうだよ…だっ、出すよ」

「あぁっ…イク…出して…周ちゃんの…出して…あぁ…あっ…ん…あっ…やっ…あぁぁん…」

桜の中に、欲望を吐き出す。
二人同時に、絶頂へと達してしまった。
二回目の絶頂を迎えた桜は、くたぁーっと周助に抱き付いたまま。
息を整え、段々思考を取り戻してく。

「周ちゃん…」

思考回路を取り戻してから、周助に呼び掛けた。
抱き付いたままだから、周助には桜の表情は見えていない。

「ん?」

「大好き。愛してる…」

少し顔を赤らませながらの言葉。
急に言われ、周助は穏やかな笑顔を浮かべた。しかし桜には見えていない。

「どうしたの?急に…」

「言いたかっただけ」

「変な桜。僕も愛してるよ」

周助に自分の笑顔を向けた。
幸せ過ぎてたまらないと言う笑顔を…。
周助と向き合い、そのまま口付けを交わした。

周助の傍に居る時間が、果てしなく長くなればいいのに。
そうすれば傍に居られる時間が長くなる。
そう思わずには居られない、幸せな時間。
貴方の傍に居る時間、私は果てしなく幸せだから―…





執筆完了【不明】
更新完了【2004/06/09】
修正加筆【2013/09/29】
移行完了【2016/02/17】
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