企画夢

□甘く、淫らに酔いしれて…。
1ページ/3ページ


薬の力は大きい…。



何時もより…



激しい情事を好む…。





甘く、淫らに酔いしれて…。





「あっ…はぁ…いいっ…チョタの…すごくいいよぉ…あぁん…」

情事を始める前に、彼氏に薬を盛られた。
性的欲求を最高潮に高める薬。
自分では制御しきれない欲求を、彼氏にすがって収めてもらおうとするが、中々収まらない。それどころか、欲求は増すばかり。

さりげなく出されたジュースに媚薬を含ませていたらしく、桜は疑う事なくジュースを飲み、知らない内に口に含んでしまった。
長太郎が盛った媚薬は速効性の物。飲んで直ぐに、桜の体には異変が起きた。
熱くなり、うずく欲求。
秘部がうずき、目の前にいる長太郎が欲しくて仕方ない。
どうして…?なんて思考が吹き飛ぶ程に強力な媚薬に、桜は負けて長太郎に手を伸ばした。
長太郎は、何もかもを見透かした様な涼しい表情を浮かべていた。そして、桜にわざとらしく告げた後に、行為を始めた。

「我慢出来ないの?しょうがない人ですね」

爽やかな、黒い笑みを浮かべた。
そして、今に至る…と言う訳である。
長太郎の指で何回もイかされて、桜は自ら長太郎に跨り挿入。激しく上下運動を繰り返す。
自ら快楽を得ようと腰を巧みに動かし、長太郎を感じる桜。

「あっ…いい…あっ…あぁん…あ…」

「桜…厭らしくて可愛い…」

桜の腰に両手を添えて、微力ながらも運動を手伝う。
早く快楽を解放したいのか、桜は腰の動きを早めた。
その直後に、締め付けが強くなり、長太郎自身を刺激する。

「あぁー!あっ…イク…っ!」

「…ッ…俺も…っ!」

登り詰めていく快楽。
解放を急かす様、絶頂が訪れる。
そして、我慢の限界へと同時に達した二人。

「あぁぁぁ――っ!」

「くっ…!」

桜の中に欲望を吐き、絶頂を迎えた。
絶頂に達した桜は甲高い声を出した後、力つきたのか長太郎へと倒れた。
絶頂を迎えたからか、媚薬のせいなのか解らないほどに息を乱して、やっと絞り出した声で口を開いた。

「ちょ…たろぉ…」

その姿は艶めかしく、長太郎の性欲を高めるには十分な姿だった。
自分に倒れていた桜の肩を掴むと、体を回転させて組み敷いた。
爽やかと黒い、紙一重と言うべき笑顔を浮かべ、嬉しそうに口を開く。

「まだ…満足してないんじゃない?」

「う…うん…」

何回目かも解らない絶頂に達したにも関わらず、桜は懇願する目で長太郎を見上げた。

まだ、足りない。
何回も長太郎を感じても、感じ足りない。
もっと…。
もっと満たしてほしい…。
もっともっともっと、長太郎で一杯にして欲しい…。

うずく秘部を抑えてくれるのは、媚薬を盛った張本人である長太郎だけ。
桜は、長太郎の首に自分の腕を絡ませると、再び絞り出した声を出した。

「ちょぉ…たろぉ…もっと…もっとちょうだい…」

瞳に涙を浮かべながら哀願してくる桜に、長太郎は思わず口許を緩めた。
自分の前でだけ。
薬の力とは言え、桜が乱れてくれるのは自分の前でだけ。
他の男の前では、こんなには乱れたりはしない。
それが可愛くて、思わずいじめたくなる…。
唇を重ねて、深く深く口付ける。
桜の舌を絡めとり、呼吸を奪うほどの激しいキス。

「ん…」

苦しくなり、桜は息を吸おうとするが、長太郎の舌で上手く息ができない。
その為か、吐息混じりの息をする桜が、艶やかに映る。

「ん…あ…」

唇を離すと、桜は乱れた息を整える。
二人の唇から、銀色の糸が名残り惜しそうに引いていた。

「桜…どこ触って欲しい?」

「あっ…あそこ…」

「あそこじゃ解らないよ?」

分かっていて聞いてくる長太郎に、我慢の聞かない桜の体は正直に反応した。
顔を赤く染めながらも、自分の秘部に手を伸ばすと、広げながら言った。

「ここ…触って…」

「よくできました」

にこりと微笑むと、長太郎は桜の秘部に顔を埋めた。
そして舌を使い、桜が一番感じる場所を的確に刺激していく。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ