【魔法先生ネギま】長編小説

□始まり
1ページ/3ページ



男「グハッ!」

疾風「…」


ある町の路地裏…。そこには壮絶だったであろう喧嘩の跡が残っていた…


その路地裏からは勝利したのか血塗れの男が一人出てきた…


疾風「こんな事してる場合じゃないんだけどな…」


彼はそう呟いた。いけない事と自分でも分かっているからだろう…


そして彼は右の手で右のズボンのポッケに手を突っ込み、乱暴に煙草を取り出し火をつけた


カチッ!


そこに響きわたるのは煙草に火をつけた音、それを吸い込み肺に入れる音だけが
響きわたっていた


疾風「…ん?そういえば…?」


彼は何かを思い出したのだろう、突然携帯電話を開いた…


疾風「そうか…。もうそんな時期か…」


何かを約束した日なのか?彼の携帯のディスプレイにはカレンダーの画面が写っていた


疾風「そろそろ行くとするよ…【ネギ】…」



彼は暗い夜道の中、ある少年の名前を口にし、町を去っていった…



 
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ