【魔法先生ネギま】長編小説
□始まり
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男「グハッ!」
疾風「…」
ある町の路地裏…。そこには壮絶だったであろう喧嘩の跡が残っていた…
その路地裏からは勝利したのか血塗れの男が一人出てきた…
疾風「こんな事してる場合じゃないんだけどな…」
彼はそう呟いた。いけない事と自分でも分かっているからだろう…
そして彼は右の手で右のズボンのポッケに手を突っ込み、乱暴に煙草を取り出し火をつけた
カチッ!
そこに響きわたるのは煙草に火をつけた音、それを吸い込み肺に入れる音だけが
響きわたっていた
疾風「…ん?そういえば…?」
彼は何かを思い出したのだろう、突然携帯電話を開いた…
疾風「そうか…。もうそんな時期か…」
何かを約束した日なのか?彼の携帯のディスプレイにはカレンダーの画面が写っていた
疾風「そろそろ行くとするよ…【ネギ】…」
彼は暗い夜道の中、ある少年の名前を口にし、町を去っていった…