テニスの王子様・短編集♪
□怖い奴の告白
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朝日が昇ってきた。
昨日降った雨が葉をキラキラと光との連携プレイで照らしている。
そして…今日この日、俺は好きな子に告白をする。
あ、俺は…亜久津 仁だぁ!!
ぁあ゛?上と全く違うだって?俺が知るか!!!
まぁ告白するのは本当だ!悪いか!!
…まぁ取り合えず、説明だけしといてやる。感謝しろ!
俺が好きになったや奴は何処にでも居やがる平凡人だ。
おい、そこぉ!!
似合わなねぇとか言うんじゃねぇおらぁ!!
…話を戻すが、
そいつは同じクラスの女で…っておい!
誰だ今お前クラスとか行くのかよっていった奴!!
俺だってなぁ…単位があんだよ!!
…でな、
しかも席が隣なんだよ!!
俺の近くには色恋なんざに敏感な野郎がいるだろうが!
そいつが俺より先に俺の気持ちに気づきやがったんだよ!
あいつ恋なんざになると目つき変えやがってな…。
脅されたんだよ!!
こんな風にな!!
回想♪
千「やぁ亜久津。」
亜「な、なんだそんなキメぇ顔なんざ曝け出しやがって。」
千「ふっふっふー実はさぁ…俺亜久津の恋応援しようと思ってねぇ?」
亜「な!?…だ、誰が恋なんかするかよ!キメェ!」
そん時はまだ自覚してなかったが、
千「へぇ…じゃぁ如月 美羽ちゃんは俺が貰っていーんだね?」
亜「な!?あいつがお前に吊り合う訳無いだろう!!俺のほうが吊り合うに決まってんだろうが!!」
ついついそんな風に言ってしまってなぁ。
気がつけばニヤニヤした千石から告白してこいって言われたんだよ!
千「やっぱり好きなんだねぇ、自覚してなかったみたいだけど。」
分かってたんならほっとけ
千「頑張ってねぇ亜・久・津♪」
とこんな感じに話が流れていったんだよ!
しかもあいつ、
千「明日がタイムリミットねぇー!!」
とかほざきやがったんだよ!
まぁそんな感じで告白をしなければならねーが…
当たり前だが、告白なんざした事ない。
たく、あのオレンジ頭っ!
俺にどうさせたいんだか…。
取り合えず家で調べたら靴箱にラブレターとか書いてあったので、
それを実行する事にする!!
屋上♪
果たしてあいつは来るのだろうか、
柄にも無く緊張している自分がとてつもなくキメェ。
ガチャ!ドン!
1「うわぁ、危うくコケルとこだった…。」
…こいつには緊張感と言うものが無いのかぁぁぁああ!!
おっとキャラが壊れてしまった。(既に壊れてます。)
亜「…おい!」
とりあえず話が進まないので声を掛ける。
1「あぁ亜久津君ではないか、久しぶり…いや、今さっきブリだねアハハハ!」
若干頭が飛んだ喋り方をするのがこいつ如月美羽だ。
こいつは俺をビビらねぇもんだから、
上で言ったとおり席が隣なの、毎回のごとく…。
亜「…まぁ俺はお前が好きだ!」
こう言えとパソコンには書いてあった。
するとあいつは、
1「ぇ?知ってるよ、だって手紙に書いてたもん。」
こいつには空気を読むっつーのがないのか!!
とは思ったが少し優しくなろうと思い
亜「で、答えはなんだ」
と言った。
すると
1「へ?OKじゃなきゃこないよアハハ。」
なんで俺はこいつを好きになっちまたんだとは思ったものの、
嬉しいのには代わりがなく、
俺は如月美羽を抱きしめた。
その後、オレンジ野郎からドヤされたのは言うまでもない。