Mr,FULLSWING
□汚ォ♪
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バン！
猿｢ふぅ〜…｣
幼なじみの希衣がモップを振りかざして玄関前に登場したかと思ったら､猿野によって閉められた
『やめろ！お前は完全に包囲されている!!』
扉越しに一人で騒いで､戸をドンドン叩いている
猿｢ふざけんなー!!俺の部屋は女は入れられねぇ
言わば【男の花園】なんだよ!!｣
『そんなモサい花園あるか！それは生き地獄だ!!』
猿｢思い方によって人の心理は変わるもんだ!!｣
『お前は哲学者か!!
お前に開ける気がないんなら…』
希衣は戸を思いっ切り引っ張り少しだけ開けさせた
猿｢お前大の男相手になんて力発してんだよ！｣
『私は今日の為にジムに通ってたんだよ！
アッハッハッハ!!!!』
猿｢悪役的な笑い方止めろ！｣
そんな話をしている隙に､戸に手早くその辺に落ちていた板を差し込んだ
『いよおぉぉ―――いしょォ!!』
ばったーん
猿｢テコの原理!!?此処でそんな術を…｣
テコの原理で戸をこじ開け､希衣は中へ入っていく
『これもジムで「嘘付けぇ!!」うん嘘
とにかく､さっさと部屋行くぞ』
猿｢へーへー…｣
観念した様に猿野の部屋に向かった
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