雪の守護者到来

□標的05
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――ツナ宅




「いっただっきま〜す!」

「まったく、ランボったら」

「ふ、まだまだ子供だな」




食べ出して直ぐ

ご飯粒などこぼしながら食べるランボに

少々呆れ気味の2人。

リボーンに至っては鼻で笑っている。




「ランボさん大人だもんね!」

「嘘吐け」




リボーンはランボの言葉に

エスプレッソを飲みながら

見向きもせずに言い放った。




ゴソゴソ




するとランボはどこからともなく

10年バズーカを取り出す。




ボンッ!




自分に向けて撃つと…

ボフン!と言う効果音とともに

モクモクと煙が広がった。




「お久しぶりです。若きボンゴレ10代目」

「…スピー…スピュー」




10年後のランボが出てきたが

リボーンは寝ていた。

完全に無視だ。




「また立ったまま寝てるし!」

「起きてるぞ」




ツナは、さっきまで寝ていたくせに…と

椅子に立っているリボーンを

半目にして見ながら

心の中で思った。




「ところで水亜さんは?」

「え?隣の家だよ」




ガチャ




それを聞くと

大人ランボはツナの家を出て行った。




「…一体、何があったんだ?」

「実は…」




さっき水亜の家であったことをリボーンに話す。

するとリボーンは口端を上げた。




「フ、なるほどな」




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