雪の守護者到来
□標的11
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「でもそんなに部屋ないよ;」
焦って話し出すツナに
ピョンとリボーンが頭を蹴って
前に出たかと思うと
ツナたちに向き直り
口角を上げた。
「水亜の家があるじゃねーか」
「そー言えば水亜さんの家って結構広いっスよね」
『まぁ…』
水亜はもしかして…
と思いリボーンに視線を向ける。
リボーンは
それにフっと鼻で笑った。
「じゃ、俺白黒蝶んとこにする♪楽しそー」
「ベルが行くなら僕もそっち」
「広い方がいいぞぉ!」
「水亜ちゃんと一緒がいいわぁ〜v」
「よ、妖艶だ…」
一人、最後に
明らかに関係ないことを言っていたが
みんなスルーする。
それ以外のヴァリアーの言葉に対し
ツナたちは唖然としてた。
「ゔお゙ぉい!ボスはどーなんだぁ?」
「…カスが…俺だけこんな虫けらの家にいられるか…」
(ザンザスなんかいたら俺、死ぬよ…;)
その返答にツナは
少しだけほっとしたようだ…
「じゃ、水亜頑張れよ」
『はい;』
水亜は少し苦笑い気味で返答した。
これから
ヴァリアーと水亜たちの
波乱万丈な生活が
何日続くのか
誰も知りはしない。
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