雪の守護者到来

□標的07
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「今日から夏休みだー!どこか行きたいね」

「だなっ!」




終業式が終わり家へと帰る途中

ひょこっとリボーンが現れた。




「先に宿題でも終わらせとけよダメツナ」

「り、リボーン;」




ツナはリボーンが真正面にいて驚く。

さらに宿題のことを言われて苦笑いになる。




『一気に終わらせちゃった方が楽ですよね』

「ですよね!俺、3分の1終わらせました」




獄寺の言葉にツナはさらに驚いた。




「宿題配られた時暇だったもんで」




獄寺は照れくさそうに

頬をかいて笑った。




「流石だな」

「それほどでもないっスよ」




そんな獄寺にツナは心の中で

[いや、すごいから]と2、3回連呼していた。




「じゃ、今日は宿題三昧だな」

「そんなぁ…;」




フ、と笑うリボーンに

ツナは脱力する。

休みなのに宿題あったら

休みじゃないじゃん!

と思いながら…




「頑張ろうな!ツナ」

「う、うん;」




ツナは山本にガシっと肩を組まれる。




その後…

ツナの家に集まり

出された宿題を黙々とやっていた。




「10代目!半分終わらせましたんで手伝います!」

「頼むよ獄寺くん」

「オレにも教えてくれー」

『私でよかったら教えますよ?』

「マジ?じゃ、頼む!」




山本は手を合わせて笑った。

数時間後…

流石にみんな疲れが出てきたのか

ぐったりしていた。

ツナに至っては

大の字で寝転がっている。




「疲れたぁ〜」

「ま、こんなもんだな」




ツナの声にリボーンは机に飛び乗り

ノートやプリントを見る。




『1日で半分も終わらせれば十分ですし、今日は終わりにしませんか?』


「そうだな」




水亜の意見にリボーンも賛成。

ツナは体を起こし

開放感に腕を伸ばした。




「水亜ちゃんも獄寺くんも教えてくれてありがとう」

『いいえ、そんな』

「そんなことないっすよ」




こうして夏休み初日が終わった。




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