雪の守護者到来
□標的16
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時は流れ
あれから約1ヶ月の月日が経った
ある休日。
どうやら崩壊したヴァリアー本部が直ったらしい。
「世話になったな」
「もうちょっといたかったわ〜Vv」
「学校も結構良かったし♪」
水亜の家の前でみんな勢ぞろいしていた。
ヴァリアーは家の屋根に立っている。
そんな中
スクアーロが声をあげる。
「う"おぉい!最後にてめぇらに忠告をしといてやるぜぇ!」
忠告と言う言葉に
ツナと水亜は嫌な予感を感じていた。
「リング戦が終わってかなり安心してるようだがなぁ、今のボンゴレは勢力が弱まってる」
その言葉にリボーンは
帽子を深く被りなおした。
「ここが日本といえどマフィアである限りてめぇらは死と隣り合わせで生きてんだぁ!!そのうちボンゴレを潰そうとする刺客も来るぜぇ」
ツナはスクアーロの忠告の言葉に
冷や汗をたらし息を呑んだ。
「せいぜい潰されねーようにするんだなぁ!」
スクアーロの声が止むと
ベルがニっと
独特に笑いながら言い放つ。
「まぁ、今回の事で1つ借りができたから1回は助けてやってもいーけどな♪」
「んのヤロー!」
そのベルの態度にムカついたのか
獄寺はボムを出そうとしていた。
それを何とかツナと山本が抑えている。
「忠告はしたからなぁ!」
「行くぞカスども」
ザッ…
ザンザスの声と共に
ヴァリアーは一斉に消えた。
『刺客…か』
水亜が小さく呟いたその言葉は
リボーンの耳にだけ入って
空へと消えていった。
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