雪の守護者到来

□標的08
2ページ/2ページ



――京子宅




ピンポーン…




「はーい」




ガチャ…




「あ、水亜ちゃんにツナ君。どうしたの?」

「明後日、みんなで海に行こうって事になったんだけど京子ちゃんはどうかなって思って…」




ツナは少し照れながら京子に話し出した。




『ハルって子も誘おうって事になってるんだ。ついでにお兄さんもどうかな?』




すると京子は少し考えて

ニッコリと微笑んだ。




「いいよ。じゃあ、お兄ちゃんにも伝えておくね?」




その答えを聞くと

と京子の家を後にして

ハルの家へ向かった。




『ハルってどんな子なの?』

「う〜ん…なんて言うか…」




丁度肝心なところを

ツナが言おうとした時

女の子の声が聞こえた。




「ツーナーさ〜ん!!」

「ハ、ハル!?」




へー

この子がハルちゃん……

京子ちゃんも可愛いけど

ハルちゃんも可愛いな。




「はひ?そちらの方は誰ですか?」

『初めまして。聖水亜です』

「はひー!あなたが水亜ちゃんですか!?」




どうやら京子から

色々聞いていたみたいだ。

それからハルを誘うと

勿論行きます!と拳を握りながら返事をした。




「じゃあ、そろそろ行くね」

「はいです!」




.
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ