雪の守護者到来

□標的18
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――水亜宅




ピンポーン…

放課後、ツナたちは

水亜の家へ

お見舞いに来ていた。




シーン…

何回かチャイムを鳴らしたが

一向に水亜が出てくる気配が無い。




「いないのかな?」

「きっと寝てるんスよ」

「でもよ、ふつー起きねぇ?」




不審に思った3人は

ドアに手を掛けた。

すると…

カチャ…




「開いてる…?」




あの時水亜は急いでいた為

鍵を閉め忘れて行ったのだ…




「真っ暗…」

「水亜ーいるか〜?」




シーン…

家の中には人がいる気配すら

感じられない。

3人は家の中を見て回った。




「水亜ちゃん?」




カチャ

最後、水亜の部屋へ来た3人。

ドアを開けると

そこは勿論蛻の殻だ。

部屋は荒らされた訳ではないが

少々散らかっていた。

制服はベッドの上に放り投げてあり

クローゼットは開けっ放し。

ハンガーが2つほど落ちている。

さらに床には…




「弾…?」




銃に入れる実弾が1つ、

転がっていた。




「リボーン!!」




ただ事じゃないと思った3人は

リボーンの下へ駆け込んだ。




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