短編

□新しい居場所
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何の変哲もない日だった。何時もの様に万事屋には仕事が無く銀時はジャンプを読み、神楽はTVを見て、新八は家事をしながら依頼を待っていた。


新「はぁ…中々依頼来ませんね…どうすんですか!!今月の家賃!!」

銀「別に、今に始まった事じゃねーだろ…いざとなったらお前のお通グッズ売って金作ればいい」

新「ふざけるな!!アイツは俺の魂だ!!お通ちゃんを売る位なら死んでやりますよ!!」


青筋を立てて怒る新八を涼しい顔で受け流し、銀時はジャンプを読み続ける。


銀「おー恐い恐い。これだからアイドルオタクはやだねぇ…どうせ夢の中でアイドルとあんな事やこんな事やそんな事までしてるんだろ?」

神「マジキモイアル。しばらく私の視界と半径5メートルに入らないで」


新八は更に言い返そうとした瞬間、ピンポーンと音がなった。誰かお客さんが来たようである。


神「新八ー、早く出て来いヨ。どうせ雑用とツッコミしか脳がないんだからヨ」

新「つくづくムカつく奴だな、お前は。はいはい…どちら様ですか?」


新八は玄関の扉を開けてお客さんを見る。そのお客さんは真撰組の土方と沖田とゴリラだった。
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