03/27の日記

04:03
レッツ・言い回し講座
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どうも、こんにちは!
管理人のもぐりんですm(__)m

ついさっきまで小説の推敲をしていて「ここの言い回しをもう少し自分風にしよう」みたいなのをやっていたんですが、ここでふと思ったのです。


皆さんにも言い回しの工夫を伝えよう、と。


偉そうな言い方になってしまいましたが、要するに「ちょっと独特な文章を作ろう!」というのが今回の内容になります。
別にこんなものは日常生活に必要ではありませんが、友人に或いはSNSで少し趣向を変えた文章を書いてみたい、と思った時に役立てばと考えて一応書いておきます。

以下は僕が実際に小説を書く時に考えて使っている手法です。
興味のある方はご覧ください。




一つ目
【普段使わない比喩表現で表そう!】
涼宮ハルヒシリーズなんかで見かける独特な比喩表現ってありますよね?
僕もあそこまではいきませんが、そこそこ変わった比喩を使おうと意識して文を書いています。
では、具体的にどうすればいいのか説明していきましょう。

「だが、気恥ずかしいせいか俺は彼女とまともに話せなかった」
↑ここに簡単な一文があります。これを素材にして考えてみましょう。
要は意味していることが伝わればいいので遠回り遠回りをして表現すればそれっぽくなります。
で、大事なのが全く関係ない語句を使って、或いは作って繋げたり、あらゆるものを擬人化させて表現するのです。
語句の選択は語彙力があればあるほど引き出しが多くて楽になります。
ではそれらを踏まえて上の文を変えてみましょう。

「だが、過剰分泌されつつあるアドレナリンが呼んでもない脳内アバンギャルド皇太子に招待状を送ったらしく、普段から居心地悪そうにしている勇気と名のつくそれは押し寄せる彼こと訪問者に追い出されたらしく、その役割を果たせなかったせいか俺は彼女と話せなかった」

まあ多少詰め込み過ぎな気がしますがこんな感じです。
ニュアンスが表現できているか、流れがおかしくないかを確認しつつ書いてみましょう。



二つ目
【同じ意味の言葉を繰り返して使おう】
普通はそんな表現をしてはダメなんですが使い方次第で語感が良いものになったりします。
勿論響きが悪い表現は使わないようにしましょう。
では具体的にはどうするのか、先ほどと同じ一文を使って説明しましょう。

「だが、しかし、そうは言っても、気恥ずかしいせいか俺は彼女と話せなかった」

文頭に並べられた語句はほとんど同じ意味を持ったものです。このように普段はやらないような繰り返して同意語を並べることでそこを読み手に強調したり調子を整えたりすることが出来ます。



三つ目
【語感が似ているものを並べよう!】
これは所謂「言葉遊び」と呼ばれるものの一つです。
僕の日記でも時折使っています。「アベコベノミクス」に書かれた内容が良い例じゃないでしょうか。
一応補足しておくと「アベコベノミクス」という言葉自体も言葉遊びではあるんですが、これはまた別の種類のもです。
簡単に言うと世間で知られている言葉を弄る手法ですね。
アベコベノミクスも「アベノミクス」と「あべこべ」という二つの言葉から出来ています。
その話は置いといて、では語感が似ている語句の使い方を例の文で見てみましょう。

「だが、気恥ずかしいせいか、気難しいせいか俺は彼女と話せなかった」

語感を連ねる場合、語句の意味が微妙に間違っていることがあります。
言葉遊びでは意味よりも表現の趣を重んじる場合があるのでそこは柔軟に対応しましょう。
あと「明確に、明白に、潔白に」のように最初と最後ではまるで違う意味・漢字を使うものもありますが、これは前後の繋がりを優先したことによってそうなったものが多いと思います。
少し難しいですが慣れると簡単です。



以上が凡そ僕が使っている技法です。
これは自己流なので間違っているかもしれませんが、そもそも独自の表現方法を目指しているはずなので、間違っているなんてことはにのかもしれませんね。

一度、皆さんもこの言い回し法を使って文章を考えてみてはどうでしょうか。

ではではこの辺でm(__)m

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