My treasure

□パラレル・ワールド
1ページ/5ページ



「イリスー」

「ヒーラー・・・。なぁに?」

「今から話さない?」


「ごめんね。今から火球のところへ行かないと・・・」


彼女が「待っててもらえないかしら」というと笑顔でうなずくヒーラー。


そして退出していったイリス。



「待っておくといったはいいけど・・・
暇なのよね・・・」


見慣れた部屋に興味を引くようなものがあるわけなくて・・・

ふと思いついたようにイリスの寝室へと入っていった。


「イリスの部屋なら何か面白いものがありそうよね」


入ってすぐに目に入った薄紫の扉。


「・・・何かしら、これ」



興味本位でドアノブに手をかけたヒーラー。



カチャリ、と扉を開けるとまばゆい光が彼女を襲った。


「!?なにっ!!」


光が治まった頃ヒーラーはその場にいなかった。







次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ