凛々の明星と銀色の侍の物語

□海へ
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『って全然悪いと思ってないでしょ…。お前さん達が元気すぎるから,おっさんこんなところまで来るハメになっちまったのよ。』

『どういう事?』

めんどくさそうに頭を掻きながら答えるレイヴンに尋ねるのはリタ。

『ま,トリム港の宿にでも行ってとりあえず落ち着こうや。そこでちゃんと話すからさ。それにおっさん腹減ってるんだわ。』

『確かに腹減ったな…。それに糖分も足りねぇ。』

『アンタ今朝パフェ食べてたでしょ!?』

素早く銀時にツッコミを入れるリタ。随分とツッコミに慣れてきているようだ。
『いつまでもここに居てもしゃあねぇしな。とりあえずトリム港へってのは俺も賛成だ。』

『では,トリム港かしら?それでいいわね?』

『はい。構いません。ごめんなさい。わがまま言って。』

『じゃ,行くか。』

レイヴンの提案通りユーリ達はトリム港へと向かう事にした。
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