凛々の明星と銀色の侍の物語
□闘技場都市〜3〜
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「…うっし、そろそろ行くとするか。」
置いていた剣を持ってユーリが言う。どうやら黒エステルのダメージも回復したようで、いつものユーリに戻っていた。
「じゃあちょっと行ってくるわ。また後でな。」
「はい。頑張って下さいね。」
「応援してるからね!」
「私の分まで頑張ってね?」
「まぁボチボチやんなさいよ。」
「おっさんも応援してるわよ〜。」
「なるべく早く終わらせろよ?俺もう疲れてっから。」
ユーリを激励していくエステル達。そんな仲間達の声を受け、ユーリは控え室を後にした。
部屋に残った銀時達も、観客席へ移動する為に部屋を出て行った。