殺し屋の虹
□第1話 極秘任務(2ページ)
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そして翌日、昨日とは別の部屋、ふかふかのソファーがある部屋でXANXUSとレヴィを除いた4人がいた。
「それにしても、この子達の情報がこれだけ集まったにしてもプライベートなことが一切かかれてないってのも気になるわねぇ・・・。」
心底、困りきった様子で先日配られた資料を見ながらルッスーリアはため息をついた。
「仕方ないんじゃないのかい?ルッスーリア。だって、信じられないし、ありえないことがジャッポーネの裏社会で起こってて、でも実際ジャッポーネでは昔からカミカクシなんていのもあるし・・・。まぁ、僕もいまだに信じられてないけど・・・。」
「ししっ、だったら切り刻んで中身を確かめればいいんじゃねぇ?」
「ぅ゛う゛お゛ぉぉぉい!!詳細を上へ報告しなけりゃなんねんだかんなぁ!そいつらに聞かなけりゃ和かんねぇことが山ほどあるんだぁ。殺すんじゃねぇぞぉ!!」
マーモンもやはり資料を見ながらルッスーリアに返事を返し、危険な言葉を発した頭にティアラをのせた金髪の男、ベルフェゴールに注意を促した(注意にしては大きすぎる声で)スクアーロは手にした資料を勢いで握りつぶした。
この4人が話しているのは、やはり昨日の会議についてである。
配られた資料の内容は、
ボンゴレ本部からヴァリアー本部に通達。
日本で謎の生物が大量発生。
裏社会の日本人及び関係者が無差別に殺された事件。
そこに現れた少年について大至急捜査せよ。
報告は報告書ではなく口頭でするものとし、また、内容は詳細が詳しいものとする。
執筆修正日2012.2.5