時空の果てに見えたもの
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『…では、改めまして七瀬月雪菜と申します。好きに呼んで頂いて結構です。これから、少しの間お世話になります。何卒宜しくお願い致します』
(((……堅)))
「私は神楽アル!」
(((…こっちは軽すぎ)))
「…あのさ、敬語はやめてくんない?せっかくだからさ、仲良くやろうぜ!!」
「わかったアル!チビ!」
チビって…W。君も人のこと言えないよ♪
「…チビ?チビじゃねぇ!!!俺は藤堂平助ったろ!!平助って呼べよっ!」
…犬みたいな子だな〜。神楽とじゃれ合う姿は本当に犬みたい。
『…ぷっ…あははっ、はは』
何か笑えるなWW
何故だか、皆もつられたように笑い出した。
皆にも話してあげたいな
これが、夢だったら……
――――――ヨカッタノニ――
「ねえ近藤さん♪」
「ん?なんだ総司」
「部屋割りはどうするんですか?」
そういえばこの人たち、私を男と思ってないよね?
「私、雪菜と一緒がいいアル!」
『私は何でもいいですよ』
まあ出来れば神楽と一緒がいいけどさ☆
「じゃあ、雪菜ちゃんは僕の部屋に来て貰おうかな♪」
『私は、総司さんの部屋で、すかぁ?!』
男女共同はいい。