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□ある日のJADEの1コマ…vol*7
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ある日のJADEの1コマ
vol*7



JADEのスタジオで…


微妙な空気に包まれているレコーディングスタジオ…

そこには、スタジオに入ろうとするボーカリストの姿と…

スタジオ内のソファーにまるで押し倒されたような彼の愛しい彼女の姿と…


その彼女を、まるで押し倒したかのようなメンバーのギタリストがいた。



春「……………」


夏「はっ…春…これは違うから!事故なんだよ!これは…」


春「…………………
……いつまで…彼女の上にいるんだ…」


夏「うわっ!ごっ…ごめん!!」


ヒロイン「あの…春!?夏輝さん、私を助けてくれようとして……」


春「……おいで…」


ヒロイン「あ…」


春「……………」



夏「!!」



バタン…



。。。。。。。。。。。。


冬「何?それで、春様はお姫様を無言で連れていっちまったのか〜」


秋「事故ってなんだよ?」


夏「だから…それは、彼女がスタジオ内のコードに躓いて転びそうになったのを支えようとしたら、俺も体勢を崩してしまってそのまま近くのソファーに倒れたんだよ…」



冬「怪しいな〜本当に助けただけだったのかよ!?
あわよくば…このままって思ったんじゃねぇ〜か?」


夏「思ってねぇ〜よ!!冬馬お前じゃないんだから!」


冬「うっわ〜何それ?傷つくんですけど…」


秋「で…春の奴は誤解しているかわかんないけど、姫を無言でお前から離して連れていったと…」



冬「それは…お姫様お仕置きされてるな〜」


夏「はっ!?お仕置きって…?」


冬「お仕置きはお仕置きだよ〜」





。。。。。。。。。。。。


ヒロイン「あの…春?怒ってるの?」


春「…………
君は俺が怒るような事をしたのか?」


ヒロイン「違う!だから…さっきも説明したでしょう?
転びそうになった私を助けてくれただけだって…」



春「じゃあ…何故怒っているかって聞く?」


ヒロイン「だって…ずっと黙ったままなんだもん…」


春「………フゥー…」



ヒロイン「春…?」


春「…君と夏輝を疑うつもりはないよ…
だけど…目の前で君のあんな姿を見たら冷静ではいられない…」


ヒロイン「え…きゃっ!?」


春「疑うつもりはないけど…
俺以外の男が君に触れたのは面白くないし…少し怒っている…」



ヒロイン「春…もしかしてヤキモチ妬いてくれているの?」


春「君は何もわかっていないな…」



ヒロイン「え…やっ……春!ここスタジオだから…んっ!」


春「少し黙って…
君に触れていいのは俺だけだから…」


ヒロイン「春!だ…駄目…ぁっ…やぁ…」



春「君をこうして上から見ていいのも俺だけだ…」


ヒロイン「私だって…そうして欲しいのは春にだけだよ…」


春「少しお仕置きしないと君はわからないみたいだから…」


ヒロイン「なっ!?お仕置きって…やんっ…」



春「君はいつも無防備すぎる…
このままだと…俺は君をどこかに閉じ込めてしまいそうだ……」



ヒロイン「は…る……」



春「覚えておいて…君は…俺だけのものだから…」



ヒロイン「うん…」



春「…………お前達も…わかったか?」



ヒロイン「……ねぇ…春?
最近いつも誰に話しているの?」



春「君は知らなくていいよ…
周りをチョロチョロするネズミみたいなものだから…」





冬「ひっでぇ〜ネズミってよ〜」



秋「まあ…こうやって聞いている俺等も悪いしな…」


冬「っつかよ〜春様大激怒だったな〜
夏輝頑張れよ〜春様の無言攻撃は威圧感がすっげ〜ぞ〜」



夏「…どうしてこうなるんだよ〜」


春様の、これからの態度に苦笑いな3人でしたとさ♪


[怒る春様でした…いつも変わらない内容でスミマセン( ̄▽ ̄;)
これからも宜しくお願い致しますm(__)m]


H24.4.29掲載

H24.7.31公開



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