BASARA魂【短編】銀&BSR@
□総悟の憂鬱
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雨は嫌いでさぁ----・・・
じとじとするのは頭の中と股間だけにしやがれ土方コノヤロー
と
ついつい叫び出したくなる。
何が嫌って、服が濡れるのが気持ち悪くないですかィ?
じっとりと絡みつく感じはまるで痴情のもつれで絶対別れねぇって言ってるメス豚みたいで
イライラ感が募って困りまさぁ。
こゆ時は
ぶっ放すに限りまさぁ
チャ
「死ね!土方コノヤロー」
ドゴーーーン!!!!!!!!
「っちょ!!!っぐは!!!総悟!!てめぇ!どんだけ至近距離で撃ってんだよ!!!」
「っち・・・避けたり逃げたりするのだけは天下逸品でさぁ」
「待て!お前!今の聞き捨てならねぇ!」
「いやだなぁ。天下逸品とか褒め言葉にだけ反応するって自意識過剰もいい加減にいてくだせぇ」
「おいーー!!違うだろ!それはどーでもいいんだよ!武士が逃げるのが逸品と褒められるのが気にいらねぇっつってんだ!!」
両手をひらひらさせ、はぁとため息をついた。
「いつからそんな細かいとこまで気にするようになったんでさぁ?
少なくとも昔の土方さんだったらぁー隣で近藤さんが脱糞しようが、乳首に洗濯バサミつけられようが
小指の爪の間にほっそい針刺そうが動じない人だったんでしたがねぇ」
「いや無理。マジないから。それはない。っつかなんで近藤さんが脱糞?!そして鬼畜責めの意味がわかんねぇんだけど!」
「マジですかぃ?土方さん、乳首ってゆぅのは性感帯が集まっていてぇ」
「あ?なんの話だ総悟」
「鬼畜責め講座 vol@乳首編 ですけど?」
「ダレが説明しろっつったよ!いらねぇんだよ!そんな知識!」
「まずは己が知らない事を知るという探求が大切だぁーやってみろ土方ぁ。お前ならできるはずだぁ」
「やらねぇっよぉ!!っつかてめぇは仕事しろっつの!!!!」
十四郎は怒り散らしながらその場を後にした。