BASARA魂【長編】銀&BSR 泡沫の夢A

□掴めない漢
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「-----・・・・・」


小十郎と----激しく繋がって、暫くすると携帯がなった

珍しく-----眠ったままの小十郎を起こさぬようにベッドから這い出て-----リビングへと身を進め------携帯を見て言葉を無くす


いや----元々声なんて出すつもりもねぇから----それはそれでいい





ただ----・・・・



どうすべきかと-----思ったのは事実だ




〔掴めない漢〕




『親愛なる伊達殿

先般は見廻組屯所に御足労頂きありがとう御座いました----

さて、要点のみをお伝えします

どうやら、高杉君が動き出したようです

伊達殿の存知しているかとは思いますが----彼奴は春雨と繋がるもの

そして----天導衆が一人とも既知であると存じております



此度の一件----高杉君が出張るものでもなんでもないと思うのですが-----流石に個人の道楽を留め置く事は出来そうにありません

逆に----もしかすると、天導衆と春雨、どちらとも通じてる彼だからこそ、現状を打破しうる何かをやってのけるのではないかと思わなくもない

全ては万に一つの賭けです-----

天導衆との謁見が罷り通る人間は----現状おりません

それならば----高杉君が仕出かす所業に乗る事もまた一計なのではなかろうかと-----
わたくしは思います


ただ-----全てを教えると伝えた手前----貴方には現状をお知らせせねばと思った次第です
PS---]





ッピ---



間違いなく-----それ以降の文章はどうでもいいのだろうと思ったからそこで閲覧を辞めた



小十郎が居ないリビングがこんなにも広く感じるとか-----知らなかったな

携帯をほおり投げてソファーを背に抱え込む





御所--のそれまた裏----



そして----高杉・・・・・・という存在----か

確か先般-----銀時と切っても切れない縁を抱えているもんだと知った

深い深い-----繋がりが故に今生の果てまで切れないと---





ha---でも、そいつがなんで?

意味が解からない-----







それよりも-----俺が出来る最良ってもんはなんだ?




小十郎に----言われたんだ

迷いの先に揺るがない信念を----

俺がしなければならない行動ってもんはなんだ?






「----ha----」




天導衆----・・・・・

御所の裏に居る----存在?




御所----













「っ!!!」



そうか----
これ----か・・・・・・
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