画像室A

□背水の陣?
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「なぁ片倉さん、今の状況どうなってこうなったんだ?」
「俺が解かる訳もねぇだろっ---今は疑問に対する問答してる場合じゃねぇと思うが?」
「ああ---違いねぇ」

血飛沫と断末魔の飛び交う荒れた惨状

この場をなんとか凌ぎ先を急ぎたい

敵の力量がどうこうではなく、数の問題で時間と体力を削られる

先に進んじまった政宗様と総悟を追うべく土方と俺という組み合わせになった訳だが


四方を敵に囲まれた状況に置かれて、他者に背を預けるなど----想像も付かなかったな・・・

いや、俺が唯一任せられると思ってるのは政宗様だけであり、それは変わらないが


「ちぃ---次から次へとっ----片倉さんっそっちは任せたぜっ!」
「ああっ----問題ない」

前々から思っちゃいたが----土方の声は政宗様に良く似ている

こうして背中合わせで殺陣に講じればまるで過日の戦場を彷彿とさせる----まぁ・・・・・懐かしむ事でもないな





キィン!!!---!


「っぐ---!」


重たい斬撃に刹那腕が痺れはしたものの、直ぐに目の前の醜体を斬り裂く


「はは----ちぃっと腕が鈍ってんじゃねぇのか?片倉さん」

「っ!」



この言葉に感じた動揺-----俺だけなのか?


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本当単なる御遊びw

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