BASARA魂【短編】銀&BSR@

□愛の形【八】銀土編
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【銀時の欲望】



「十四郎・・・・・・・」





俺は初めてコイツの名前を呼んだ・・・。



おれのもんだと・・・・欲を含ませて。


抱き締められていた腕の上から俺は抱き締めた。
腰に手を廻し、右手で頭を抱え込むようにきつく抱き締めて・・・・・壊してやろうと思った。



俺に・・・狂い壊れろと・・・心底願って。


もう一度・・・今度はゆっくりと名前を呼んだ

「十四郎・・・・・」


すると涙に濡れる頬のまま顔を上げ・・・深翠の瞳を向けてきた。



っく・・・


わぁあああ最終兵器彼氏きたよ!コレ!ATフィールド全開かよぉお!!!!やばすぎだぁああ!!!!



ぐらぐらゆれる・・・脳髄を無理に押さえ込む。
這い出てくる本能の獣の首に縄を掛けて押さえ込む。




どっちも・・長くもちそうにないけど・・・。




最終兵器にやられる前に・・・コイツに言っとかなきゃいけねぇ事がある・・


なるべくぬれぬれのこいつの顔見ないようにしねぇとな・・・・マジ死ぬ・・・。





「あああとぉ・・・おれ・・いいもん見つけたんだわ・・・。」



「・・・・?」



おいーーー!!あんまりきょとん顔でみぃんじゃねぇえええ!!殺す気なのか?!それ!
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