蒼き空への願い

□第弐話
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ゲートの前で待っていたシンジの前に白衣を着た女性がやって来た。

「こんにちは、碇シンジ君ね。私は赤木リツコっていうわ。着いてきてもらえるかしら?」

「はい、わかりました」

シンジはそう言って対女性用兵器(男性にも可)天使の微笑みを浮かべながら言った。

「(!!!・・・か、かわいい)」

リツコは直撃を喰らい頬を赤らめる。

「赤木さん、どうしたんですか?」

シンジは顔が赤いリツコを心配し顔を覗く。

「な、何でもないわ」

顔が近づきますます顔を赤らめる。

「本当に大丈夫ですか?」

「えぇ、大丈夫よ」

何とか精神を再構築し歩を進めることにリツコは成功した。

「あっ、これ読んでくれる」

本部に入って少し経つとリツコは思い出し『ようこそ!ネルフ江』と表紙に書かれた冊子を渡した。

「(これって読んでなんか意味があるのかな?大切なこと一切書いてないし)」

と思いつつシンジは受け取るとパラパラと読んでいく。

すると後ろから誰かがこちらに向かって追いかけてきた。

「ハァ、ハァ、・・・やっと追いついたぁ」

追いかけてきた人物は葛城ミサトだった。ミサトは先程、日向から連絡を受け猛スピードで帰ってきたのだ。

「ミサト、・・・貴女何をしていたの??」

ジト目でリツコはミサトを睨む。

「いやぁ〜シンジ君がいなくて探していたのよ」

「あれ??30分は待ちましたよ」

「・・・ミサト・・・寝坊したわね」

「・・・・・ごみん」

ミサトは手を合わせてリツコに謝るがリツコはジト目でミサトを見続けた。
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