蒼き空への願い

□第伍話
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「今日は転校生を紹介します」

教室に着き利根川が言った。

「転校生ってこの時間に?」

「やっぱり不良なのかな?」

クラスメートから色々なことを言われている。

シンジは廊下で待ちながら苦笑していた。

「では、碇君入ってきなさい」

「「「「「きゃぁぁぁぁー!!」」」」」

「「「・・・・・」」」

女子からは歓喜の悲鳴、男子からは明確な敵意をシンジは感じていた。

それを受けシンジは固まってしまった。
利根川は気にせずに黒板にシンジの名前を書いていった。

「碇シンジ君だ。みんな仲良くすること」

「・・・・い、碇シンジです。よろしくおねがいします」

シンジは固まりながらも微笑んだ。

やはり、皆の反応が違っても皆とはもう一度会いたかったため自然に天使の微笑み(低威力)をしていた。

「「「・・・・・・(ポッ)」」」

女子の半数以上が撃沈し、男子達も数人が撃沈していた・・・・・。
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