ぶっく

□キミの温度
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「小春ぅー!」
「ユウくーん!!」

いつもの2人が抱き合っているのを見ながら大きくため息をついた。
もう何回も見てるからそこまで気にしない…。
とりあえず思うのは…なんで私はあんなホモ野郎を好きになってしまったんだろうってこと。

「…最悪」

ぼそりと呟いた後なんだかムカついてきたから持っていた消しゴムを片想いしているユウジに投げつけてやった。

「…痛っ…何すんねん糞女!!」

そこまで痛くない筈なのになんて大袈裟な奴なんだ…。

「五月蝿い。黙れ。ホモ野郎」

ズバッと言い切ってやれば、ふいっと顔を背ける。
また可愛くないことを言ってしまった…。後悔しても遅いわけで…。

「うるっさいわ!お前なんやねんいつもいつも小春との時間邪魔しよってからに…」
既に喧嘩腰で向かってくるユウジを見て思わずからかいたくなった。
クスッと笑ってユウジの頬を抓る。

「アンタのことが好きだからちょっかいかけたくなるの」

「…はっ!?」

一気に顔を赤らめる相手を見て可愛いと思ってしまったのは秘密にしておこう。

頬を抓っていた手はユウジの温度で熱くなっていた。
これでユウジの私への温度は高くなったかな?


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意味わかんね\(^O^)/ww
 

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