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□一日千秋
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マシュマロは生活に必要なものをそろえながら数日を過ごした
「あさってから学校かぁ〜」
もう緊張している、
普通に学校生活を楽しむということを一度もしたことがないなぁと
昔の記憶にさかのぼってみる
幼稚園に入る前のわずかなキーを頼りに全体像を思い出す
幼稚園に入って一年位したら急に勉強させられたな(笑)
その後は…
あれ?
記憶がない
思い出せない
次に思い出せるのは小学校の途中からだ
なんでないの?
思い出したい
思い出せない
思い出したい!!!!
♪〜♪〜〜
家の電話の音で我に返る
「もしもし?」
「あ、もしもしこちら○○ハウスです。明々後日に建て終わりますのでよろしくお願いします!何かご不明な点はおありでしょうか?」
「いや、ありません…」
「では、お忙しい中ありがとうございました。」
「記憶はいつか見つかるさ!張り切っていこー!明日から学校!今度の日曜日は引っ越しだぁ〜〜!!」
スイッチを切り替える。