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□清水の舞台から飛び降りる
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「おはようございます。今日は転校生が来たので紹介します。入って来い」
ガラガラ…
「こんにちはチョコレートマシュマロです。よろしくお願いします。」
「えーっと質問とかは休み時間にするように、席は空いてるあそこの席で、じぁHR終わり!」
「初めまして、よろしくね?」
「俺は跡部景吾だ。お前テニス部のマネージャーになれ。」
「ん?いきなり何を言い出すんですか?理由も言わずに?」
「理由は俺がお前を気に入ったからだ。それ以外に何もない」
私の近くに質問するために集まったであろう少女たちが叫びだす
「あなた頭大丈夫ですか?私のこと何も知らないのに、仕事しないでサボるような人かもしれないんですよ?」
「マシュマロはそんな事するような奴じゃねーだろ」
「何勝手に人の名前呼ぶんですか!?絶対にマネージャーなんてやりませんからね」
「じゃあ勝負しよおうじゃねーか」
「いいですよ。その代わり私が勝ったら私の好きなようにさせてもらいますからね」
「ふっ、いいだろう。何で勝負するか?」
「あなたが得意なもので結構です。」
「じゃあテニスでいいな?後悔してもしらねえよ」
「負けるのはあなたでしょうけどね、せいぜい頑張るといいわ
あなたのその顔が崩れたところを見させていただきますよ!!」
「上等じゃねーの、今日の昼テニスコートで待ってろ
勝ち気な女、俺は好きだぜ」
きゃぁぁぁぁぁ!!!!!
女子が今までにない程叫んでいた
きっとこのナルシスト男が好きなんだろう
日本って変わってるな
一時限目の休み時間にっさっきの女子達がよってきた
「あなたなら跡部さんとくっついても誰も文句を言わないわ」
と意味分からない言葉を思い思いの言葉で表現してそれぞれの席に戻っていった
隣の奴はそれを微笑みながら見ていた