リリアンヌ
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朝日が金色の懐中時計を照らす。
光が反射し、部屋の中を暖める。
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罪深き" "ょ
罪深き" "の子ょ
白から千の寿命を
黒から千の力を奪ってしまえ
>>
「んぐぅ〜…」
部屋の奥で誰かがモソモソ動いた。
<<罪深き" ">>
誰かは懐中時計を手にとり、蓋を開ける。
そこには数字と針、蓋の裏には女の人の写真がついている。
<<" "の子" ">>
誰かはサッと懐中時計を首にかけ支度を始める…
その文字に気づかぬまま…
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