小説(ラハフロ以外)

□あたしたちを繋ぐ、想い
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※時間設定は、「ディスガイア2」の魔王城にて。「ディス2」は未プレイなので、おかしいとことかあったら、すみません。エトナだけ魔王城を出てる・・・んですよね?ラハールとは遠恋って設定で読んでください。





ラハール「もしもし?


エトナ「あ、殿下?久しぶり〜。元気ですか?


ラハール「・・・誰だ、お前は。


エトナ「やだな〜。あ・た・し・ですよ☆ 愛しのエトナさまです。


ラハール「城を出て行ったっきり、全然連絡をよこさん奴のことなんか、知らん。


エトナ「あ・・・。殿下、もしかして、拗ねちゃってます?


ラハール「・・・


エトナ「あたしがいなくて、寂しかったんですか?


ラハール「う、煩い!なんの用だ?


エトナ「ええ〜と。別に・・・。用ということはないのですけど。


ラハール「忙しいのだろう?電話なんかかけてくる暇など、ないんじゃないのか?


エトナ「ん〜・・・、まあ、今、戦い終わったばっかだし・・・。


ラハール「・・・身体は、大丈夫なのか?ケガなどしておらんか?


エトナ「はい、大丈夫です。心配してくれて、ありがとうございます。


ラハール「ア、アホかっ!心配など、しておらん!


エトナ「・・・。相変わらずですね、殿下。ほっとします・・・。


ラハール「なんだ、急にしおらしくなって。お前こそ、寂しいんじゃないのか?


エトナ「寂しいのは、殿下のほうでしょ?もう観念して、正直に言ってくださいよ。


ラハール「オ、オレさまは別に寂しくなど・・・。それはお前のほうだろう。


エトナ「あ、あたしだって別に・・・。


ラハール「本当に、何も用がなくてかけてきたのか?


エトナ「あ〜・・・、そのぅ、プリニー何匹か、こっちに遣してくれませんか?足りなくなっちゃって・・・。


ラハール「所構わず投げまくるからだろう。まったく、お前は・・・。


エトナ「真面目に戦いがんばってるって言ってください。


ラハール「向こうのやつらとは、上手くやってるのか?


エトナ「もちろん。どこに行ってもモテモテですよ。・・・ほんとは寂しいんでしょ?


ラハール「だから、それはお前のほうだろう。


エトナ「ほんっと、素直じゃないんだから。電話じゃないと、言えないことって、あるんじゃないですか?


ラハール「例えば?


エトナ「・・・。ずるい、殿下・・・。


ラハール「お前もな。


エトナ「もう、いいですよ。せっかく電話したのに・・・。


ラハール「会いたいな・・・。


エトナ「へっ?


ラハール「会いたい。


エトナ「殿下・・・。
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