小説(ラハフロ以外)
□あたしたちを繋ぐ、想い
1ページ/3ページ
※時間設定は、「ディスガイア2」の魔王城にて。「ディス2」は未プレイなので、おかしいとことかあったら、すみません。エトナだけ魔王城を出てる・・・んですよね?ラハールとは遠恋って設定で読んでください。
ラハール「もしもし?
エトナ「あ、殿下?久しぶり〜。元気ですか?
ラハール「・・・誰だ、お前は。
エトナ「やだな〜。あ・た・し・ですよ☆ 愛しのエトナさまです。
ラハール「城を出て行ったっきり、全然連絡をよこさん奴のことなんか、知らん。
エトナ「あ・・・。殿下、もしかして、拗ねちゃってます?
ラハール「・・・
エトナ「あたしがいなくて、寂しかったんですか?
ラハール「う、煩い!なんの用だ?
エトナ「ええ〜と。別に・・・。用ということはないのですけど。
ラハール「忙しいのだろう?電話なんかかけてくる暇など、ないんじゃないのか?
エトナ「ん〜・・・、まあ、今、戦い終わったばっかだし・・・。
ラハール「・・・身体は、大丈夫なのか?ケガなどしておらんか?
エトナ「はい、大丈夫です。心配してくれて、ありがとうございます。
ラハール「ア、アホかっ!心配など、しておらん!
エトナ「・・・。相変わらずですね、殿下。ほっとします・・・。
ラハール「なんだ、急にしおらしくなって。お前こそ、寂しいんじゃないのか?
エトナ「寂しいのは、殿下のほうでしょ?もう観念して、正直に言ってくださいよ。
ラハール「オ、オレさまは別に寂しくなど・・・。それはお前のほうだろう。
エトナ「あ、あたしだって別に・・・。
ラハール「本当に、何も用がなくてかけてきたのか?
エトナ「あ〜・・・、そのぅ、プリニー何匹か、こっちに遣してくれませんか?足りなくなっちゃって・・・。
ラハール「所構わず投げまくるからだろう。まったく、お前は・・・。
エトナ「真面目に戦いがんばってるって言ってください。
ラハール「向こうのやつらとは、上手くやってるのか?
エトナ「もちろん。どこに行ってもモテモテですよ。・・・ほんとは寂しいんでしょ?
ラハール「だから、それはお前のほうだろう。
エトナ「ほんっと、素直じゃないんだから。電話じゃないと、言えないことって、あるんじゃないですか?
ラハール「例えば?
エトナ「・・・。ずるい、殿下・・・。
ラハール「お前もな。
エトナ「もう、いいですよ。せっかく電話したのに・・・。
ラハール「会いたいな・・・。
エトナ「へっ?
ラハール「会いたい。
エトナ「殿下・・・。